やきとり

週末に、家族で仲のいい人が遊びに来てくれた
この日のメニューは、我が家でつくる、やきとり


ロースターという、電気で焼くのだけど、これがなかなか
すぐれもの。やきとりを我が家でやるときは重宝します
メニュー 鶏モモとネギ 手羽先 アスパラの豚バラまき
しその豚バラまき、しいたけ とんとろ
よく食べたなー
それから、しめは、あさりの炊き込みご飯


メニューを決めるのに、やきとりはすっと決まって
炊き込みご飯をどうするか、ちょっと迷ったんですね
定番といえば、五目炊き込みで、鶏、しいたけ、油揚げ、ごぼう
にんじんあたりで、炊き込むのですが、ちょっとマンネリかな
ってところで、豆はどうだとか、鶏とごぼうだけとか
さつまいもは?とかでたのですが、あさりのまあまあ、いいのが
手に入ったことで、あさりに決定


あさりを酒蒸しにしておいて、からからはずし、その蒸した汁と
しょうがのしぼり汁を、ごはんをたくときに、いれて炊いて
むらす段階になったら、身をいれます
なかなか、よかったです


やきとりも大好評でにて、おいしくいただきました
我が家のやきとりは、塩焼きです
できれば、これにレバーと、つくねがいたら、完璧なんだけど
レバーが売り切れだったのと、つくねも他のものの手間との
関係で、今回はなし
でも、アスパラ巻、しそ巻がいろどりをそえてくれました


このしそ巻は、当社のすぐ近く、ま、いってみれば当社ご用達の
くしひでからのぱくり。結構うまかったな
やきとりで、お酒をいただき、いい話ができたら、これはもう至福の
時間ですね
今回きてくれた、相手は、器も好きだし、アートも好きだし
仕事がら、人材育成やら、リーダーシップなんて話もしっかり
ベースとなるところは、おさえてくるので、楽しくて時間がすぎる


特に、瀬戸の本業窯で聞いた、まずは釉薬づくりを3年はやれ
これをいうと、芸大出の子が、私には時間がありませんといった
という話だとか、縄文のころから比べたら、手は退化してるんだよ
という話、いっぱい、反応していた
釉薬を3年さわらせてくれるなら、例えばこれからでも、なにか
いい作品にたどりつくのに、まにあうかなって、うれしくなりますよ
なんて、いい話だった


器の話はつきない。人間ができることの極限をきわめてるという感じが
してくる。これも本業窯で聞いた話。親やそのうえの世代において
窯炊きなら、それだけ。釉薬づくりならそれだけを専門職で
やってる人がいた時代。その時代のものにはかなわないんですよという


若い人をみて、「退化してるな」と感じることあるよね?あるある
一方で、こだわりなく、みんな仲良くやっていこうというところは
良さでもある?


仲良しは、やっぱり心に響く言葉をおいていってくれる
ここまで、話しこんでいたら、きっと次も楽しくなる
というのは、たとえば旅先でいいことを聞いたり、うまいものに
あったり、いい景色をみたときに、感じたことをまた話したくなる
自分のなかで、こんなふうに伝えてみたら、どんな反応があるんだろう
なんて、面白くシュミレーションしたりできる
ここがいい。つまり実際会って話せなくても、この人ならこんなふうに
伝えてみたらどうだろうという、自分のなかで対話することで
楽しい。これっていい。すごくいい


話も、おいしいものにつられてでてくるってことも
ありますね。やきとり、大正解。おいしかった