やきとりが好き

やきとりが好き。最近は、旅先で焼き鳥屋にはいるのが楽しみだ
名古屋、きんぼし。洗練された味。洗練されたというのは
焼き鳥屋には不向きと思うけど、ほかに形容詞はみつからない
たとえば、はさみでぱちぱちと、余分なおそらく脂分とかをきったりして
でてくる、やきとり。予約なしでいったら、お二人様、1時間なら席が
あいてますと言われた。日曜日の夕方なのに、へぇーって感じだった
鶏自体の味も濃い。ただ、もちろんはじめていったということもあるけど
くつろげない感じもあった


名前はでてこない、長野駅、すこしいった角にある焼き鳥屋
とっても店主がフレンドリー。関西出身でスノーボード
好きだという。若い店主、こちらがだまっていても何かと
話しかけてくる。鶏、つくね、おいしい。カウンター中心の店
焼き鳥屋のいいところは、カウンターにあると思ってる
目の前で焼いてくれ、そのまま手渡しでだしてくれるのが
いいと思ってる。いつかどこかの焼き鳥屋で焼き立ての串を
手渡しでなく、順番に(さめてしまうのに)皿にそろえて
だされたときは、がっかりした


京都、鳥せい。タクシーの運転手さん、推薦。レバーやハツ、すなぎも
おいしい。内臓系がいい。だいたい、内臓系がおいしいことは
それだけ目がきくってことだし、もし内臓と同じ肉をだしていて
内臓がうまければ、肉もうまい
雰囲気いい。高瀬川のほとり。京都の人も、やきとり好きなんだって
思うとうれしくなった


新橋、くしひで。おやじが楽しい。もちろん、串は焼きあがるごとに
手渡しでくれる。しいたけの足がおいてある。うまいものは、みてくれとか
ていさいにこだわらないというのが、わかる。おやじさん、いつもにこにこ
していて、まるで久しぶりにあった、親戚のおじさんのようだ
自分の若い頃の話。鶴見の話、新子安の話。実際おやじさん、北海道から
でてきて、最初に新子安に住んだらしい。なつかしい


焼き鳥屋にいって、鶏、つくね、レバーは必ず食べる
やきとりはシンプルな料理だから、鶏肉のよしあしがそのままでる
そして、焼き方、京都の「琢磨」という店にはいって(やきとりやではない)
「焼く」というのはいかに、神経をとぎすませて、取り組む料理かということを
ちょっと知った。火のとおりかたの一番いいところで出してくれる
そういう意味では、その一番のタイミングをそのまま、味わいたいものだ。
ついでながら、やきとりで、くしからはずして、食べる人がいるけど
ちょっと私からみると残念に見える


我が家にロースターという、まさにやきとりをするためにあるような
電気器具、トースターの親分みたいなのがある
これで、自前でやきとりをやると、それなりのが食べられる
いい鶏肉があれば、やりたくなる。もちろん電気といっても煙がでるので
かみさんは、面倒がるけどね
さて、今度いつやきとり、食べに行こうかな