学びあうということ

ときどき、社員に、学びあう姿勢をもつということが大事だよ
という話をする。技術者は知識を取り入れ、それを利用し
設計、プログラム、テストと進めるわけですが
学び続けるということが、大事になる

継続学習力ということがある
技術者として、活躍し続けるためには、どうしても必要な能力と
いっていいでしょう。たとえばスポーツ選手だったら、自分の身体が
こう動いて、あるタイムに挑戦しつづける。勝ち負けがゲームでつく
スポーツなら、勝利に結びつける
それは毎日、こうすべきだという考えに基づいて、トレーニングメニューが
正しいということがあって、それを毎日やるということをへて
手にすることができる成果ということがあると思う


技術者も、アプリケーションでも、そのシステムの目的をとらえる
ということからはじまって、いい設計ができて、システムの構築を
していくということ。この過程には、身につけるべきものが
山ほどあるでしょう


学ぶということ。まず学びあうという雰囲気があること
このことがとっても大事だと感じる。学ぶ側もそうなのだけど
教える側も、「高圧的に」だとか「いかにも教えてやるぅ」と
自分がえらい人になってしまうと、うまくいかないものだ
いっしょに学んでいく姿勢ということが、求められる


さらに、相手からも学ぶ。教えてる相手だって、実はいいことをいうかも
しれない。同じ人間だ。相手を尊重してこそ、生まれるものがある
「負うた子に教えられ」ということを実践できるというこが、大事だ
負うた子、自分が教えたことがある子が育って、その姿をみて
いろんなことを感じて、自分が育つということをしてほしい


教えるということは、本当にいろんな要素を含む。できれば
教えられたほうが、教えてもらってよかったという状態を
ふつうにあたりまえに、作ってほしい。教え続ける
体系だった知識、学びのやり方を使って、一定のかたまりのものを
教えるというのは、まさにそれは、人生をかけた大仕事になる


人間が生きるということは、挑戦しつづけることだと感じる
挑戦をやめたら、「生きて」ないといっていいと思う
継続学習ということ、とても高い心と、覚悟がいると思う
大変なことだ。でも技術者として生きていくなら、さけては
通れない


人の考えにふれ、自分の考えをさらに深めて、検証する
私が思うに、学ぶということは、本など、他人の知識にふれる
ことだけではなくて、やはりアウトプットがあって、検証していく
ことで、自分が使える知識となっていくと思ってる
アウトプットのしかたは、何通りかかると思う
教えるということも、大事なアウトプットになると思う


今日は大切な全体会議の日だ。
学びあうということが、見えるときがあるといいな