3月

松任谷由美の最後の春休みという曲がある
高校を卒業して、巣立つひとりの女性の気持ちを
歌った歌


高校卒業のときを思うと、もうなつかしいことばかりで
気持ちはそれだけで、高まってしまうのだけど
とてもよく覚えているのは、高校が好きで、高校の仲間が
好きで、とても居心地もよく、もちろん次の大学だとかの
進路への期待というか、思いもあるのだけど
3年間過ごした、その場所がいとおしくて、その場にとどまっていたかった


このごろ、よく思うのは、ユーミンサウンド
いろんな意味で、たとえば車に乗ってるときも
なにか、気楽な感じで過ごしたい午後、リビングでとか
ぜひ聞いていたい、サウンドのひとつだなーということ
ユーミンがなかったら、その音楽聞き流していろんなことする
ときが、とてもさみしくなっちゃうなーということ


最後の春休みにも、できれば、ここにとどまっていたいという
気持ちをそのまま、そうそう、そうなんだよって感じで
歌ってる


この頃、自分の気持ちって、どうなんだ、あれ、こんなこと
思っていたんだなんて、よく思う
人間って、やっぱりがまんもしなくてはならないでしょうが
いいたいことがいえて、有言実行というか、自分で自分のことを
よくわかって、、目標に向かって、努力するときが、輝くと思ってる


ユーミンの歌は、まさに自分がそうそう、そんなふうに生きれたらいいな
そんなふうに、恋人を好きになれたらいいな
ボーイフレンド、ガールフレンドと、そんな時間を過ごせて
どきどきの時間いいよなと思うような、歌詞がたくさんある


恋した、恋愛の時間が、輝くようだと、その時間は
自分の誇りに思っていい、大事な時間だと、恋愛を賛美してる
恋の一時間は孤独の千年だという
人を好きになることは素敵だという
人と距離をとったり、人になにかをお願いしたり
あやまったり、そして恋したり
若い人とこのごろ、接すると、そうしたナマのおつきあいが
とても下手になってしまったというように
感じるのは、どうも私だけではない


マチコンなどが流行るという
そんな話を聞くと、とってもおせっかいだし
実際はやらないでしょうが、見合い好きなおばさんのように
そんな、恋愛がうまくいかない若い人の、お手伝いを
したくなっちゃう


ユーミンの歌は、恋愛のバイブルといっていいかな
海をみていた午後を、何度も聞いて
ちょっと、センチメンタルになった日を思い出しながら
もやもやと、思ったことでした