人間って素晴らしい

若い人を育てるということを、考えるときに
ふたつのイメージが頭に浮かびます


ひとつめ


若いということは、荒っぽいということが起こりがちです
人の気持ちをくみとるということに不慣れで、自分の
「やりたい」という気持ちが、いろんなことに優先してしまっていて
扱りづらいということがあります


ふたつめ


若い故、人を信じることが、素直にできて、物事に集中することも
やりやすい。短時間で素晴らしい成長をすることもできる


このイメージはおそらくふたつとも、正解、というかありえること
だと思っています。伸びること、このことを信じて
育つ方向へ、種まきしようと思います


20代のころ、まだまだ仕事が不慣れな中、営業の仕事から
やっていました。わからないことに、体当たりで対処していく
ということを繰り返して、少しずつ自信もできたけれど
最初に思っていた、自分はすごいことができるなんて、思い込みは
結構簡単に、こわれていったことを思い出します


人材ビジネスの反省として
思うに、そのとき、はまる人材さえ、おさえることができれば
一応、ビジネスになるという側面があると思います
しかしながら、一応でいいのか?という反省がいると
感じています
一応を乗り越えて、お客様からの信頼であり、本当のつながりを
めざすのであれば、当然、組織だった信頼への動きと
夢と希望ということを、いつも心においた、行動ができることを
思います


若い人が、その自分の才能を一心に磨けるような、そんな
チャンスをつかんでほしい。それが、営業として
できれば、まさにひとりの人を、希望に結び付けるということが
見えてくるように思う
そうして、チャンスをつかんだ人が、伸びてるのを見るのは
本当にうれしい。
まさに、種が太陽と水と土があれば、芽をだし、伸びて花を
さかせ、実を結ぶことができるように
若い人に、しかるべき、仕事、後押し、評価があれば
伸びるのだと思う
伸びないというのは、種でいうところの土、水、太陽の
どれかがかけるようなことが
あるのではないかって、思いたい


仕事について、その楽しさを知り
やりがいに気づいて、価値を見出し、上司から評価が
あれば、必ずその本人は、育つと思う
ところが、いまの仕事は、全体はとても大きくて、なかなか
俯瞰するようなことができず、ゆえに、やりがい、手ごたえが
見えにくくなりやすい。そういうなかで
なかなか、楽しさもみつけられない
自分の現在位置を見失うということになりやすい


だから、と思う
上司であれば、その見えにく状態を
後押しすることえ、見えるために動いてほしいと思う
手ごたえを得にくい状態のなかを、しっかりみてとって
あなたは、こうしたことで手ごたえとしていいと
伝えること。情報のなかで、どの情報を
自分の大事なものと認識するかその手伝いをすること
このことが、上司の大事な仕事となる


大事な要素を、成果に結び付けるための
情報を、伝えていく。受け取った人は
必ず、成長します
そういう、素晴らしい存在があなたの、ターゲットなんです