他人の生き方に口出しをする

ときどき、仲良くなった人などに、若い人に
夢をもってほしいと、いろいろしゃべったりするという
話をします


これは、見方を変えると、他人の生き方に口出しをするって
ことで、そんなことは、やめたほうがいいのではないかって
声が、実はよく、自分のなかでも葛藤として起こるのです


考えてみれば、とてもあたりまえの話で、人は自分が生きるのに
精一杯のはずで、他人のことまで、考えていられない
ということが、実際あると思います
自分の人生は、自分しか責任をとることはできないのです


それでも・・・と思います
おそらく、これからも少なくとも社員であるとか
縁あって、話す機会ができた、若い人には、こんなことを
したらどうかとか、いい続けると思います


自分は、おせっかいでも、人になんらか関わる人生を
送りたいと決めています。もちろん、まちがいも
やるでしょう。どうかしたら、まちがった関わりをもつことで
相手の人生は、悪いほうへすすんでしまうなんてことも
あるんでしょう
それでも・・・、なんらかこうしたほうがいいなんて
言い続けると思うのです


自分が経験できたり、できなかったりするのですが
生きていれば、人生の宝物といっていい、素晴らしい出来事という
ことが、起こります。出会えます。そうした人が必ず口にする
言葉、夢をあきらめずに、継続してることで、夢に近づくことで
やってきたと。
たとえば、スポーツの大きな大会で賞をもらうとかでなくても
いいんです。人生で出会える、一度だけの瞬間に出会って
人を信じるって素晴らしいと感じることだって、ものすごく人を成長
させてくれます


恋愛もそうでしょう。家族で生きることの素晴らしさもそうでしょう
芸術や、先人の知恵にふれることも、ありえるでしょう
奇跡だなと思うことを、感じ取れる、そんな素晴らしい、心と身体を
人間はもってると思います


だから、なにかのきっかけで、自分が思うところにめざめて
一心に努力するような、そんないとおしい、瞬間を感じてほしいと
思います。
そのお手伝いができるなら、本当にうれしく思います


仕事をしていて、よかったなと思える瞬間にも、おかげさまで
何度か出会ってきました。うまくすれば、これからも
まだまだ、出会えると思います。仕事してることの
素晴らしさって、やっぱり人を信じていて、よかったということに
なると思います


表題に、他人の生き方に口出しするなんて、書きました
日本語のニュアンスでいうと、こう書いてしまうと、おそらく
80%以上の人が「余計なこと」をしてると受け取ると思います
おそらく、人に関わり、そのほめてほしいと思ってるところを
敏感に感じて、褒めて、伸ばしていくということを、やるという
意味で、すすめるいえば、それは、おそらく素晴らしい
人材の育て方で、そうしたことがしたいというのが、いまの
自分の気持ちに近いのでしょう


でもね、違う生き方をしてる人の、大事なポイントを
感じ取るって、素晴らしいけど、なんてむずかしいのでしょうね