秀吉さんのすごいとこ

NHK 大河ドラマ 軍師官兵衛を見る
だんだん、権力者として、傲慢になっていく秀吉
前回日曜日の、秀吉がつぶやく
「政治ということでは、三成、おまえにかなうものはいない」
「いくさということでは、官兵衛にかなうものはいない」


このドラマにおいても、秀吉のすごいところは
随所にでてくるのだが、よく言われてることかもしれないが
従ってくる人を、一流のプロに育て、そのいいところを存分に引き出す
すばらしい、リーダーとしての秀吉が浮かんでくる


リーダーの定義はいろいろあるようだけど
いま、いいたいのは、そのチームのメンバーのいいところを
ひきだして、輝くようにもっていけることと、定義するとしたら
秀吉はすごいリーダだ
軍事という面で、福島正則加藤清正
築城ということで、加藤清正藤堂高虎
組織づくりということは、石田三成


ねねは女房で、育てたというより育てられたのかも
しれないが、人をいつくしむという意味では、ねね
そして、見方はいろいろあるかもしれないが
権力欲という意味では、淀殿、茶々がそうなのかもしれない


内戦状態に、もう嫌気がさしていた、庶民たちが、自分たちの階級から
出世した、秀吉なら、天下をよくしてくれるとかけた、という話も
聞いたことがある
数十万人いる、そうした、従っていきたいという人を
輝かせるなにかを、秀吉はもっていたという


昨日、大阪城にのぼってきた
その石垣は、かつての江戸城である、いまの皇居より、高く
堀はふかく、全体の、厳しさをたたえた、印象は、天下をとった
人にまさにふさわしいといっていい
大阪の街を歩いてみると、大阪城冬の陣にて対峙した場所は
いまの大阪の街がすっぽりはいってしまうといっていいほど
大きい


こうして、その規模の大きさをみると、大阪城を象徴する
秀吉政権は、そのときの日本のすごさが、秀吉という、ある英雄を
頂点として、表現された、奇跡といっていいかもしれない
そんな気がしてくる、大きさだった