対人援助

先日、親しくしてる学生時代の先輩と話していて
民間の会社で管理職をするということ、学校の先生をすること
公企業の管理職をする、そうしたときに、対人援助という
意味で共通の役割、そのための資質が必要ということを
感じました


心と心がつながること、人と人がなにかするなら、まず
そうしたことが、必要なのですが、例えば、中学生であり
高校生だとか、若い社員に対して、年齢、立場がギャップが
ある自分がつながっていくというのは、簡単なことでは
ありません


たとえば、なにか問題を起こしてしまった、中学生が、職員室にて
話をしようとしても、相手は「しかられる」と思ってるでしょうし
なかなか、なぜ、そのことをやったという背景の話などに
いかないと思います
社員においても、なにかが、あって、社員としてあまり望ましいとは
言えない行動をとっていたとして、ふつうの表面上の会話を
していては、なかなかその本人の本音だったり、心の様子にまで
迫れない


普通、人間は日常会話っていうことは、
ゆるく、ふわふわとしゃべってるものですね
つまり、相手が自分からは理解できないとか、ときには
受け入れられない、話をしてきたとしても
「ああ、そうですか」くらいなもので、それ以上
自分も反応しないようにして、いってみれば受け流す
ということを、知っています


人と人、なにかそこで、答えをだしていかないと
ということで、相対すると、とたんになかなか、話って
うまくスムーズにはいかなくなるってことがよくあるのだと
思います


人はそんなに簡単には変われないのです
ところが、上司だったり先生だったりすると
なにかがあった、そのことをこれからはやらないようにとか
いままでできてないことを、やるように変えていってもらうという
ことを、相手に要求することになります


そうしたとき、表面的に、あなたは、もっと会社のために
努力してください、と伝えるだけでは、やっぱり物事は
進みません
まず、心と心がつながっていくということが
大事でしょう
ひとつは、その人の様子、状態にあわせて、印象にのこる物言いが
できないと、伝わらないでしょう


会社を経営していて、自分の役割って、演劇でいう、演出家の
役割だなと感じることがあります
実際ステージにたつ、人になにを表現したいかということを
伝えて、人に伝わるようにふるまうことを、後押しします
結構、自分では、こう伝えたいと思って、ふるまってるのが
全く逆に見えるなんてことが、他人からみてわかるってことが
あると思っています
そうしたとき、どう気づいてもらうのか


究極は、人間は生きて、自分が満足できれば、それでいい
というところがあると思います。いいかえると、自分が
満足できなければ、長くは続かないし、おそらく他人からも
いいという感じにはならないのではということです


だから、やっぱり自分がどうしたいのか、真正面から考え
一度考えても、さらに深く考え続けるってことが
必要に思えてきます。そして、こうしたいという希望が
でてきたら、その希望を実現するための、行動をできるように
アシストすること


人は簡単には変われない。でもいろんなめぐりあわせで
あれーってくらい、よく変われる人もいます
しばらくたって、あったら、本当にいい感じで、努力して
生きてるなって人に会えたりします
そのときは、本当に素晴らしいでしょう
生きるってことは、自分をよりよく変えるということの
挑戦を続けるってことといってもいいのではないでしょうか


さて、今日から8月最後の週がはじまります。いいスタートを
切りたいな