セミナーで刺激をもらう

社外のセミナーに久しぶりに参加してみて
こうした、セミナーはやはり、定期的に受けるべきだなと
感じました


TJKのメンタルヘルスセミナーです
受講者の多くは、企業の人事部、総務部の健康管理の
担当者でした
思うに、まじめに健康管理の担当をするというと
当然、自分自身の健康に、目がいくのだと思います
今回、会った人もそうした、目をもってるんだなと
感じました


いま、メンタルで弱る人が増えてるのを感じます
いろんな、見方がありますが、ひとつはやっぱり
時代というか、世の中そのものが映し出す不安による
ということがあると思います
(このこと、河合隼雄の「カウンセリングを語る」を
読み、この趣旨のことが書かれていて、そうだと思いました)


そんなこといったら、世の中と戦うってことですかって
話が壮大になってしまうのですが
地に足を付けてということで、
まず、そうしたやっかいな問題が、背景にあるんだろう
ということを知っておこうということです


そうしたとき、やっぱり、健康な人ほど、健康に関心があって
ということで、今回、いっしょに話した人は、どうしたら
健康に過ごせるかということに、とても高い関心があるのを
感じました


あたりまえのこと、となるのですが
予防には、コミュニケーションが大事と
参加する前より、本当に強く感じました
こうした、あたりまえのことを、徹底してできるのか
ということも、とても大きな、会社が発展できるか
どうかということに関わる、ポイントでしょう


先日も新聞広告だったかな、基本ということについて
基本を徹底してやるということが、難しいという
話がでていました
確かにそのとおり、基本は知ってるかもしれないけど
徹底させる術は実は、ほとんど、みんな知らないのでは
ないでしょうか


人間は、弱いところがあります
楽なほうへ、流される傾向があります
ですが、それにあらがい、自分をちっとずつでも
ステップアップできてる人、それは、ほんとうに基本を
守って、基本ができるということを、超えて
自分のなかに、哲学といっていいもの、軸といってもいい
そうしたなにかを築くということに
なるのではないでしょうか


セミナーで会った人は、健康ということで
自分が会社に、いいえ仲間に、なにができるのか
真剣に考えていたように見えました


会社って、仲間がいるところです
もちろん、そればかりではありませんが
人に関するなにかをするのなら、担当者は、相手は人、生身の
家族もいる、人間なんだって視点、そしてその人は
かけがえのない、仲間なんだって、意識をもってないと
うまくいかないと思います


経済というか数字をおっかける、ビジネスにどっぷりつかっていると
ともすると、人は他の経営資源と同列に扱われることが
あるように思って、ちょっと困惑します
もちろん、企業が存続、発展ということを思う時
数字はものすごく大事ですが
やっぱり、もっとまえにあるのが、人間の存在です


ゆえに、人事、総務の人は、人を扱ってるんだという
誇りと覚悟をもって、仕事をしなくては、なにかを
見失いますね


そうしたことを、改めて思うセミナーでした