りんご

古くからの知り合いから、りんごが届きました
たくさん、たくさん。食べきれなくて、近くに住む仲間に
おすそわけ。


朝、寄った、大学のときからの仲良しの先輩
この人とは、26時間だったかな、しゃべりっぱなしの
日を過ごしたのを、思い出します
同じクラブで、クラブでの活動で、ドラマをいっしょに
やらせてもらって、そのあれこれ。もちろん、若い男の子
なわけだから、あこがれの女性の話だとか、そもそも
恋愛って、こうだよねなんて、話。


ありがたいことに、いまでも家族ぐるみのおつきあい
家族そろって、うちに遊びにきてくれたり、こちらも
遊びにいったりできる。すごい、宝物のような関係です


思い出すと、社会人になってしばらくした、ある休日の朝
電話をしたら、その日がその先輩の結婚へ向けての新居への
引っ越しの日で、急に手伝いにいくことになったのが
なつかしい


それから半年くらいたった、夏休み、奥さんの千葉のおうちに
まねかれて、焼肉をして、しゃべりまくったのがなつかしい


昼過ぎに寄ったおうちは、もとはかみさんの仕事仲間で
いまは、別の仕事だけど、こちらも夫婦そろって仲良くしてる
おうちです。急に電話をして、りんごを届けたいっていったら
めちゃめちゃ喜んでくれて、まるで親戚が久しぶりに
会って、待ってるように、お茶をわかして、待っていてくれた


こちらのご主人も、話し好き。趣味の話がはばひろい
絵の話だとか、中国の話、彫り物の話、陶芸の話
まあ、こんなに引出があるものかってくらいで
私たちが少し陶芸にひかれて、聞きかじってきた、あやふやな
知識を、実践にもとづいた、裏付けのように、解説してくれたり
とのかく、話しが深いし、楽しい


人生は、楽しんでこそ、意味があるってことを
教えてもらってるような気がしてる


さて、もともと、りんごを送ってくれた、かたとは
もう何十年でしょう。40年かな。長いおつきあいです
そして、思い出すと、いっぱいしゃべっていました
人生をどう生きるか。親子ほどちがう、若い、幼いつぶやきを
一心に聞いてくれました


先週はわが社で、会議と忘年会があったのですが
そこそこ、なごやかないい時間があったと思います
若い人たち、自分がどう生きるかってこと
真剣に話す場があります?
できれば、ビジネスとプライベートとかわけるのではなく
いま、真剣に話し合える場を、模索していってほしいな
そのための、会社。そのための仕事といっても
いいと思います


りんごを届けることを、休日の時間につかって
ちょっと、うれしい、おつきあいができてる、仲間とふれあい
お互いの、元気なことを、たしかめあい、また会おうねと
笑顔であいさつできる
いい休日でした