話し合い

話し合いをして、自分が言ってることが
伝わってるなという感覚って、素晴らしいですね
また、相手がいいことを言って、受け止めたと思える
ときも、素晴らしいですね


実際、話し合いって、「いいこと」ばかりは言ってられないし
「しんどい」話は、それはそれで、しなくてはならないし
次につなげるためにも、大事です


そうなんですけど、話し合いを、いろんな出発点にしたいなと
思います。


たとえば、技術者としての、認識の原点を作るってこと
大事のように思います
この、「原点」がずれていると、なかなかやっかいです
プラスの方向の話をしようとしても、原点がちがえば、プラスに
ならないといったことが起こりそうです


いつだか、Aさんとしましょう
Aさんには、いまのプロジェクトの様子をみて、こんな役割を
していってもらうということを、意識づけするのが重要
なんて話はよくでるわけです


たとえば、テストの重要性を再認識して、品質をあげていこう
ということを、思っていて、それを率先してやる人としての
たつ位置としましょう


こうしたこと、テストしていくということにおいて
そもそも、品質の高いものを作っていくという、考え方の
原点がずれていると、伝わるものも、伝わりませんね


その「いいものを作る」ということは、どんな体験に
ひもづけて、その人の原点たるものになっているのか?
この背景にあたることを、お互い受け止めていくと
そのあり方が見えてくるのかもしれません


お客様から、信用をもらうということは
おそらくは、ビジネスをやっていくということで、ひとつの重要な
キーポイントになります。その信用をもらうということに
しっかり結びついてるのが、技術者の姿勢ということに
なると思います


日本人は、勤勉で、仕事がていねい、かつ相手のことを
思いやれる心を持ってると、信じています
そうした、日本人の美点、素晴らしさということを
必ず持った、仕事ぶりをしていきたいという思いがあります


今日ここに、書いていることは、必ずしも「話し合い」で
気付けることではないようにも、おもいます
けれど、ひたすら、仕事だけしていれば、気づけるということも
ちがうと思うのです


明日は、当社の月に一度の報告をするための会議ですね
こうした、大事な報告、話し合いのときに、実務で感じたことを
素直な気持ちで、他の人にぶつけてみて、それでその反応、アドバイス
もらって、また仕事していく。これは、言葉でいうと短いですが
とても、知的で、成長のための要素をたくさん含んだ、行為に
なるはずです


人といっしょにいる時間を、いかにいかすかというのは
その人の力量がほんとに、問われてる、そんなふうに思います