考えること

なにかを、決めるというとき
合議制というのを、ひとつの基本と考える


それは、その決めたという事実そのものも
もちろん大事なのだが、決める過程に参加する
ということで、生じる責任感に期待したいと
考えるからだ


まさに、関心とコミットメントを持ってもらうという
ことになる


会議があって、あることが決まる
決めていくというのは、組織にとっては
大事なことなのだけど、実際決まったことを
「自分事」として受け止め、力をつくすかどうか
その点に、会社が活性化していくか、つきつめていけば
その会社が生き残れるか?ということがかかってると
思う


だから、と思う
会議したりするとき、面子にこだわったり、過剰忖度や
リスキーシフト、同調圧力が生じることを、覚えておかなくては
いけないでしょう

⇒経営品質向上テキスト by 岡本正明 井口不二男


過剰忖度:相手はこう考えるのではないかと、必要以上に相手の望む行動を忖度する


リスキーシフト:いわゆる「行け行けどんどん」的に、異常に挑戦的になっていくこと


同調圧力:「権威(社内、社外)」に従っていくという、まさに考えてない
もしくは「保身」からくる態度


面子:物事の本質的な目的とは別に、個人の相対的地位や体裁にこだわって、それを
守ろうという態度が、面子にこだわる


いい会議ができる会社が、いい会社、伸びる会社といっていいと
思うとずっと思ってきた
いま、それを、かみしめたいと思います
いい会議が常に行われてる会社が、いい会社なんです
そのために、自分はなにをしたらいいか


情報をいつも新鮮なものにしておく。ひとりひとりが、関心とコミットメントを持って
物事にあたる、その2点に気を付けたら、できるのではないでしょうか


考えることです


同じく、経営品質向上テキストでは、「しっかりした意図をもつ」ということを
掲げています
自分の仕事とはなにか、なぜ、自分のいまの役割があるのか
いつも考えることです


人を指導しようという気持ちがあるのなら
なおさらそうだと思います
人は、自分がいいなと思う存在から、指導を受けるから
それを、受け入れ、伸びるのではないでしょうか
つまり、指導される側から、認められ、いいなと思われる存在で
いつづけるって、大事なことではないでしょうか


そして、そうしつづけるには・・・・
原点をしっかり認識し
その原点からすすんでいく、方向をつねに確認する
ということは、大変意味のあることのように
おもうのです


夏、本番ですね
夏には考えるのです
夏には、自分を見つめなおす、なにかがあります