人を本気にさせるのは、あなたの本気です

人が協力して、なにかを作り上げる
そうしたことに、とても興味があるし、やっていくこと
その過程そのものが好きです


人気グループの、「嵐」はその10周年記念コンサートだったか
コンセプトをはじめ、何時間もディスカッションをして
すすめてるという話を聞いて、いいなと思いました


こうした、手作り感覚は必ず人を育てるのでは?と思うのです


たとえば、ひとつの研修を作っていくというときも
そうしたことは、重要だと思っています
自分の、やれること、やりたいことを、ぶつけてみて
議論して、どうすれば、研修の効果があがるのか、真剣に考え
考えたことを実行してみて、自分のたつ位置を確かめながら
その効果について、どうなのか、反省、評価してみる


思い出すと、高校や大学のクラブで、人にどう、動いてもらうのか
考えてもらうのか、効果を考えながら、行事などを、企画運営したことが
とても、いまの自分の栄養になってる、と感じることが何度もあります


人を、感動させて、その気になってもらうこと
そういうことを、ずっと目指してきた、思いがあります


ひとつのステージを作り上げるということ
このこと、やってる人が本当に本気になったら
それは、もう成功といっていいように思います
必ず記憶に残り、そのことを、思いに生きていくことが
できるように思います


私が思うに、やりがいというのは、そういう、感動の深さに
比例するのだと感じるのです


高校時代のある日、FMで歌手の白鳥恵美子が話していたことを
ときどき、思い出します


「ちょっとしたことでも、喜べる自分でいたいです。たとえば
小さな子供といっしょにいて、その子が、私に下手ながらも
絵を描いて、それが私に対する誕生日おめでとうの、プレゼント
だったとして、そのことを、素直に喜べる心の状態を持っていたい
なにも、大そうなことを、してもらったとか、特別高額なものを
もらったときに(だけ)反応するなんていう、心の鈍さは、捨てたい」


こういう趣旨のことを言っていて、そのことは、そのときの私の
心をつかみました


上記に書いたような、アンサンブルの良さ、楽しさということに
とても、興味も持っていたし、そういう楽しさやいいところを
人に伝えたい、共有したいと思っていた自分としては、上記の
白鳥恵美子が、言ってるような、心の純粋さ、アンテナの高さこそ
出発点のひとつになると、感じたのです


いろんな人が、自分の才能について、それを磨くことに心が
むかないで、そのとき、そのときで、できることとして
まるで、まきちらすように、浪費して人生を送る
そういうことも、ずっと思ってることです


心を、鍛える、純粋な状態にとどめるということは
まったく逆で、自分にとって、誰かにとって、素晴らしいことと
いうことに、気づいて、ちょっとずつでも、実践できるように
日々努力できる、そういうことを続けることで、実現できる
ことなのではないでしょうか


自分が、高めようと思って、なにかやってるから
ある人が、いいことをしてること、そのよさ、その効果
実際のメリットなどに、気づけて、まねもできるし
人に伝えることもできる


まさにスポーツがそうですね
体力を維持、増進し、たとえば、視力や聴力もきたえ
バランス感覚なども、きたえつつ、ひとつのプレイを確実に
できるように、練習する


日々、いろんなことがあります
それは、とりようによっては、できない、やらない自分への
たくさんのいいわけとして、利用することができます


やらない理由をさがすことを、いかに私たちはよくやってしまうか?


そこで、努力する、仕事をする、自分への応援歌として
いろんなことを、とらえられる自分にどうやって、変えるか
また、維持するか


心は鍛えれば、さらに高いところへ、自分の気持ちをもっていって
くれるものです
そういう、高さが素晴らしいと感じる、自分でいたいじゃないですか?