原点

物事を考えるときの出発点として
原点を思います


料理が好きになったのは・・・


学生のときに、ある公共施設の、宿直をするという
アルバイトをしたのです
一人暮らしなんてしたことない
ゆえ、それまでは母親が必ず食事は作ってくれます
ところが、当然、泊のバイトなんてすれば
夕飯も朝飯も、誰も作ってくれません


そうしたとき、買ってくるお弁当などでは、満足できないぞ
ってそんな気持ちから、ちょっと自分で料理をする
っていうことを、やりはじめたのですね


料理、まずは、できたてを食べれば、たいていのものは
おいしいということがあります。それから
いい材料を使うということも、そうです


先日、野菜を扱う仕事をしてる、友達と話していて
野菜はなんといっても、鮮度なんだという話を聞きました
そして、「運ぶ」という行為について、早くいえば
「愛情」をもって、野菜を運べば、いろんな意味で鮮度を
損なわないという話もでました


うんうん、なるほど、と思うのです


だから、料理について、料理好きな人が、時間にある程度は余裕を
もって、準備してある人のために用意した料理って
おいしいんですよ


クッキングパパのひとこまで
主人公の荒岩さん。どうして料理をそんなにやるの
それは「器用」だから?という話がでて
いいえ、荒岩は不器用ですよと話してる、虹子さん(奥さん)の
セリフがいいです
荒岩は不器用なんです。だけど、最初は妹さんにあったかいものを
たべさせてやりたいという一心で、料理をはじめた
そういうふうに、家族を思い、少しつずつ作って
続けてきた、ウデなんですよと


昨日ある社員と話していて、自分のやりたいことを
原点とは?という考える研修で、あらためて思いました
という話がでました


とてもうれしかったですね
やりたいことを、思う。しっかり思う
そういうことから、努力できる人って、とても素敵だし
強いとも思います


料理する、ということも、やりたいことですね
なぜ?なのか?
最初は自分が食べたいものを、食べたいとなりました
そして、大事な人との食事をおいしくしたいとなり
御縁ができた人と、いい食事をしてみたいとつながります


先日、雑誌の記事だったかで、ある女性の話がいいなと
思いました。母親から、おいしいものを食べて、怒ってる人は
いないよと。だから、家族はおいしいものを食べて笑顔で
過ごせるようにしたいねと、教わったという話でした
そういうふうに、思うと、家族でいること
笑顔でいることの、いろんな意味での、ひとつの中心に
心を込めて作った、食事があるといっていいのでは
ないでしょうか


あることを、やるのに、たとえば、仕事ももちろんそうです
心がしっかりしてることが、大事です
それは、続けるということに、大きくかかわることです
そのことを、思うと、心は当然、身体にくっついてるし
そうなると、なにかをするのに、心身をいい状態にすることが
大事、そのおおもとを支えるのが、家族であり、食事なんだと
つながっていくんです


やりたいことを、感じたら
ぜひ、その実現に、着実に努力してほしい
おいしい、食事を大事にしながらね。