おいしい食事に気持ちを向ける

大好きなマンガ、クッキングパパの主人公、荒岩さん
いいなと思うのは、家族を思い、職場の仲間、部下を
思い、なにか元気づけるのに、料理をする


あるときの、荒岩家。ずっとまえから知り合いの絵本作家のシンディが
たずねてくる。歓待する家族。話を聞くと、香港でコンサートを
聞いて、その演奏者ヴァイオリニストの男性に恋心を
いだいてるという。偶然に偶然がかさなり、荒岩の会社の部下の
弟だった、そのヴァイオリン弾きの彼、荒岩家でデート
することになる
そんなときに、荒岩はピスト、パブリカやズッキーニ、トマトなど
新鮮な野菜でおいしくて、本当に野菜のうまさを味わえる料理を
プレゼントする
若い二人を祝福するように


そんな荒岩にあこがれて、我が家でもちょっと料理をする
去年の11月は、この4月に入社する新入社員と、それを迎える
社員のうち、年齢が近い何人かで、食事会を催した
実際、これから入社するという社員の二人、最寄駅で会って
私からまっさきにいわれたのは、これからおにぎりを
作るから、その具はなにがいいか、3種類をスーパーに
はいるまでに、決めるんだよ
うへ?
めんくらっただろうなー


でもおにぎりって、強い味方だと思った
なにしろ、おにぎり、きらいって人いないと思うし
それから、手作りって感じがするし、みんなでわいわい食べるのに
あってるし、またやりたくなりました


おにぎりを、人数がいるときに作るのってなんどかあるのだけど
数年前まで、何度か続けてやっていた、バーベキュー。
あるとき、仲間のママが「子供たちの穀物もいる」という話を
して、やっぱり、おにぎりでしょっていう話になった


食事って、みんなで用意すれば、楽しさ、おいしさもひとしおだ
そういうことを、経験してほしい
もう15年以上まえになる。先代のご夫婦と話していて
「餅つき」をやってみたいということになって、先代のご自宅で
やらせてもらった。大事だった
先代のお姉さま夫婦がでばってきて、しきってもらって
これがまた、どたばたで、いまではいい思い出である


思えば、そういう場所が先代の自宅だった
人を呼んで、楽しく会食したりということが
お好きだった
お正月は人が絶えなかった


そういう、ご夫婦に育てられて、実はもっと、人と会う機会などを
私は工夫したりということが、とってもしたいのだけど
気持ちと、実際はまだ離れてるところもあるかな


生きるってことは、ときにしんどいし、誰もがとおる、のりこえなければならない
ハードルがめぐってくるもの。最後の最後は自分がということは
あたりまえのことなのだけど、決して、そこにいくまでの道筋
ずっとひとりなんてことはなくて、仲間と手をにぎり、お互いを
はげまし、応援歌をうたう、人もいることを忘れないことが
勇気につながるのだと、思ってる
そうして、仲間がいることを、忘れないような、そんな雰囲気で
笑顔を忘れずに、すすんでほしい