いいものをいいと認める心

ひとつの考え方というか、物事のとらえ方として「いいものをいいと認める」
ということって、あると思うのです


一度、料理教室に行ったことがあります
そのときの先生が、お吸い物の味だったと思います
しっかり測って、作って、「この味を覚えてください」
ということを言いました


なにがいいのか、
なにが、本当なのか、わかるということ
基準があってこそ、判断ができることがありますね


ビジネスは信頼が第一だと思います
そうなのに、そのことをはずして、いろんなことをする人が
いかに多いか?


確かにいまは、世の中がおかしくみえる
おかしいことを、他人がしてるから、自分もしていいんだ
ということは、決してならないのですよ
そんなことは、子供でもわかることですね
そうなのに、本当の基本をはずしてしまうことがある


判断をするというときに、大事なことはなんなんだ
そいう考えの客観性、そして、自分らしさということを
よく思います
人に信頼してもらえることを、したいと思います


こうした、基準の話が大事と思っています
基準があってるという人と、いろんなことをしていきたい
基準について、伝えて、そうしたおおもとのことを
あわせておいたうえで、経験を重ねて、大事なことを
本当に大事だとわかる、心を育てたいです


対人対応力という言葉を使います
人に対して、こういう振る舞いをしてほしいなと
思うことを、しっかり知って、生きてほしい


いま、世の中は、便利に豊かになりました
そうしたなか、たとえば、待ち合わせをするということ
お互い、携帯電話をもち、その場でも、電話できる
(私は使わないですが)Lineであれば、チャット画面で
連絡しあって、それを相手がみてるかどうか、わかる
そんな便利なものを使っても、待ち合わせ、失敗する
こともあるでしょう


思い出すと、携帯電話をもってないころの待ち合わせは
なかなか、どきどきのものがありましたね
何回か、(理由があってですが)相手を1時間以上待たせてしまう
ということをしたことがあります。
そうしたとき、どういう行動をとるか
そして、そう謝るか
いまだったら、便利すぎて、起こらないことかもしれないですが
人間の心を鍛える、いいチャンスだったのかもしれません


こういう例でよくわかるように、対人対応力ということ
おそらくは、相当な意味で「退化」してしまっているのですよ


だからこそ、基準の話が大事
心を鍛えるということを、チャンスだと思ったら
面倒くさくても、ある意味、自分にとって、リスクだと
感じても、ぜひ、必ずやろうという気持ちをまずもって
ほしいと思います


おそらくは、生きていて、素晴らしいのは
人と人の絆が確かだと、感じれる瞬間がひとつの最高に
いいなと思えることです


そういう、いい瞬間をぜひ、持ってほしい
心をふるわせて、いいなと感じてほしい