伝える技術

人から人へ、なにかを伝える
そのこと自体がうまくいくことは、もう価値あることと
言っていいのだと感じます


感動することっていうのは、伝わるってことが
いい意味で、ぎゅっとつまった状態のことと解釈することが
できるのではないでしょうか


学生のときに、演劇の舞台を作るということで
感動できた、ということがあります


それは、アンサンブルの効果というか楽しさでしょう
たとえば、照明、大道具、出演者、演出、それぞれが
一体となって、舞台を作りたい、いい舞台を作ろうと
したときに、でてくる、空気。一体感。
あれ、人間同士、協力しあうってことは、こんなに
素晴らしいことだったのかと、気づける瞬間。


20歳のころ、いっしょに舞台を作った、学生のときの
仲間、先輩と、いまでも仲良くお酒を飲んだりします
時を超えて、それはもうずっと、つながってる絆。


こういうふうに、つながること、絆があることが、いろんな意味で
人を信頼してみようとか、この日、この一瞬、感動できたり
感動までいかなくも、仲間と、それから知り合った人と
いいやりとりができたとき、このことは、とても自分にとって価値あることだと
感じて、かみしめてるような、そんな時間を過ごすことができる。
まさに、生きていて、よかったと感じてるもとになる


ときどき、若さってなんだ?と思います
よくここのブログにもひいてる、サムエル・ウルマンの詩の
ように、情熱をもちつづければ、若い、青春だといっていいと
ありますが、それは、本当にあこがれる、いい生き方ですが
自分にとって、若さとはなんでしょうか?
若さを自分は持ってるでしょうか


今年も私たちの会社は、学校を卒業して、希望に胸をふくらませる
若い人を、採用します
そういう若い人と相対してるとき、この人たちが、会社にはいってよかった
仕事して、よかったという瞬間をもってもらいたい。そういう
気持ちで、なにかやろうという気になります


実際のところ、世の中の変化ははげしく、先をみての、道筋を
つけていくというのは、なかなか容易ではありません。
でも、挑戦しつづけましょう


若いときというのは、不安がありますね
その不安を、少しでも軽くしていきたいと思います
そういう意味で、私は若くはないですね


いろんな相反したことを、自分のなかに抱えてる
立場がそうすることを、求めるなら、それもいいでしょう


さて、演劇とはちがうのですが、でも演劇で知った大事なこと
指導する立場、会社を運営する立場、その立場の人が
このことは重要だと思って、それを遂行する役目を
進めていきましょう


わからないこと、難しく見えること、それらも
まずやってみることから、はじまるんです
だから、こわがらず、まずやってみましょう


そのために、よりよい、伝えるということを
心がけましょう