演劇を思う

学生のときに、英語劇をやっていて、そのアンサンブルの楽しさ
ということに、こだわっていました


演劇をやるって、大道具、小道具、メイキャップ、コスチューム
照明、音響、演出、そして俳優。
ぱっというだけで、いろんな役割が必要で
その役割をになった人が、ひとつの舞台を作るために
いっしょに協力するということが必要なんですね


言い換えれば、舞台を作るというところに世界があり
人生があるといっていいでしょう
そういうことが好きで、舞台を作るのが
人生と例えられるなら、舞台を作っていくような
そしてそこに、アンサンブルの楽しさがある
そういうことを、ぜひしてみたいと、思ったものです


そして、その演劇は、しろうと集団なんですね
先輩にしても、本を読んだり、他大学が行う
セミナーにいって、ノウハウをつけたりしても
要は、専門に勉強したわけではない、いわば
付け焼刃、にわか勉強をくりかえした、と
言えるかなと思うのです


人が集まってなにかするのは、楽しいですが
当然、ちがう人間ですから、ちがう意見がでます
そのちがう意見を、どうにかして、すりあわせしていく
この過程こそ、大事にしたいところなのですが
そういいながら、簡単には行きません


どちらかの意見にあわせるとなると、あわせたほうが
不満やら、持つのが、普通といっていい
そこを、どう気持ちよく、あわせられるようにやるのか
言ってみれば、人間性をかけて、じゃあ協力しようと
やるのは、まさにひとつのステップ、人間としてのレベルを
あげるといっていいことが、必要というときがあります
なかなか、できないですが、できることもあります
そうした瞬間のすばらしさ
これは、感動ものですよ


そんな経験ができた、自分はそうした瞬間を
知ってほしいという気持ちで、仕事も走ってきたと
思っています
人は、いい意味で、変われる
強くなれる、まさに自己改革、自己実現です
自己実現することで、いい変化を自分ができる
そういうことを、知ってほしいなと思います


演劇はそういう要素がある
演劇の良さを、取り込んだ、なにかしらは
きっと、人を感動させ、変える、ステップアップを
させるなにかができる、のです