育てるということ

ずっとしまわれていた、種があり
それば、何十年でも、もっとでも
そうだと聞きました


適度に、水と土と太陽があれば、芽をだして
立派に花を咲かせることもできるんですよという
話でした


このことを、人間の成長ということに
つなげていって、河合隼雄先生はいいます
人間の成長も、適当な水と土と太陽にあたるもの
愛情であり、知的な刺激であり、安心感といったことでしょうか
そういうことがあれば、育ちますといいます


いまなにか、足りないと見える人でも
それが、なんかしら、知的なところの発達であるとか
人といっしょにいるときの感情のことであるとか
そういうことも、十分な水と土と太陽があたれば
改善できるのですよと


安心感というのは、食べること、暮らしていくことと
いっていいかなと思います


知的な刺激というのは、言葉にはじまり、脳の発達に
必要なものすべてといっていいかと


愛情というふうにくくりましたが、人と相対するときの
感情のいっさいのことといってもいいかな


そうしたことが、安定してあれば、人間は育っていくのでしょう


そういう前提のもとに、自分はどう生きていくのか
周りの人とどう関わって、どんなふうに、学びあうという
世界を築けるのか


リーダーシップということに、思いがいきます
昨日、社内で話していて、社員評価ということ
このことを通して、当社はぴかりと光る
若い人が入りたいなと思う、そういう、素晴らしい会社になるんだ
そういう思いをしっかりもってやるんだと言いました


ほんとうにできるか?
そういう検証は、絶対必要かもしれないけど
まず、「思い」ありきでいいのでは、ないかと
感じています


つまり、リーダーシップということ
当社では、私をはじめ、いい会社にしていく
素晴らしい会社になると、信じ込むところから
そういうことが、実現する芽がでてくるのではと
感じてるのです


会社が育つ、水と、土と太陽はなんでしょうか


いつも考えたい命題です