会社が進む道

あるとき、親しくしていて、いま上場会社の事業部長をつとめる人が
いいました
どんな会社だろうと、そのポジションをとってかわられるということは
あるのが、競争社会だよ。日本でトヨタだって例外では
ないのだよ


はっとしました。自分たちは中小企業で、力が足らない。他社に
その存在をとってかわられてしまうなんてことがあるのだから、
そういう、ある面、こわさ、だったり、こういわれて気が付く
つまりは、言い訳だったり・・・そんなことにとどまっていたら
いいことはないぞ、と、感じたのです


ひとつの会社が、発展する。発展ということは、見方を変えると
「変わる」ということです。変わるのにはいままでやってきたことを
「捨てる」ということも伴うのですね


社長をやってきて、19年。いい変わり方をできる会社が
いい会社だと、思うことがときどきあります
変わることと、変わらないこと、これを意識してやってる
そういうことも大事だと、思います


先週の、月に一度の社員全員が参加する会議にて
アイディアコンテストを、試行でやってみたのです
自分としての感想は、素直で、やってみようという
気持ちをもった人がいるな、うれしいなということです


「仕事は楽しいかね」 by デイル・ドーテン
が、教科書でした。まず「試してみること」
「試し続けること」をやるんだという教えです


「お試し」というのは、だれもが好きなのだよと、本に
書かれています
お試しから、なにか、新しいこと、面白いこと
そして、人の役に立つことを、考え続ける、トレーニングを
する。これって、いいなと思い始めています


みんなを、幸せにするシステムを作る会社
10年ほどまえに、webサイトを更新するときに、書きだした
当社のキャッチフレーズです
働いてる人がどうしたら、幸せになるか
言い換えれば、育つか
このことを、ずっと追いかけて、仕事したいと思います


いま、今日の時点で、働いてる人が、幸せになるのに
なにかを、思い続ける。そのなにか、目標といっていいことを
感じる、自分で掲げる、そうしたときに、会社が他社から
他人からみて、ああ、こんな特徴があるんだと、見てもらえる
「軸」といったらいいでしょうか、ひとつ掲げることだと
思い始めています


アイディアコンテストへの、取り組みをみて
うん、なにかを発信し、こんなことを考え見て
そういうことに、シンプルに「やってみよう」という
人が当社にはいるじゃないか?
ここを、ひとつの認識のスタートにして、ポジティブに
考え続けてみたい