サラメシ

伊那バスという、信州の老舗のバス会社のエピソードを
NHK サラメシという番組でとりあげていました

https://www.nhk.jp/p/salameshi/ts/PVPP6PZNLG/episode/te/R5MG373381/


いいなと、思ったのは、感染症のことに負けず
自分たちで、できることはなにか?
5人のバスガイドが、自主的な企画として
自分で選んだ観光名所の、ツアーを組み、やってる
というシーンがでてきました


自主的に、ということに、とっても魅力と、素晴らしさを感じます
そして、その内容がいいのです
信州ファンとしては、ああ、なるほどこれなら、この場所が
好きになるだろうなということが、入っています
チラ見したのは、松本をめぐるツアー。
開智学校、松本城、蔵元・・・


一番ベテランが30歳ということ、つまり若い人の
発想であり、考えで進んだということだと
思うのです。さらには、次の企画を役員に向けて
プレゼンというシーンもありました。こうした積極性
自主性を、もった人がいる、会社。それも老舗
こちらも、身が引き締まる、負けてられないなという
気持ちがでてきました


会社を経営していて、ちょくちょく思うのは
入社した、社員が当社に入社してよかった!というように
思えてるか?ということです


まずは、いい仕事をしてほしい
いい仕事って、自分なりのなにか、があるってこと
必須と思っています
もちろん、まだ経験が浅いうちは、誰かが決めたことを
正確にやる、が、多いのかもしれません
誰かが決めたこと、であっても、なにかしらの工夫しよう
さらに、わかりやすく、であるとか、さらにミスをなくすには
って、工夫ができることがあるんじゃないでしょうか?


当社は、去年、アイディアコンテストを行いました
せっかく、ソフトウェアを作るという、会社にいるのです
それが、採算にのってどうなる、までは難しいにしても
自分で最初から考えたアイディアが、実現する、または
その準備をしてみる、企画するっていうこと
やってみてほしいなという、感覚からでした


実際のところ、特に若い人だったりすると、上位工程は
だんだん、やるにしても、あるシステムの一部分しか
さわらないということが、多いのが、ソフトウェア、ITの
業界の多いパターンです


もちろん、モノづくりを生産性を上げて行うには
分業ということが、欠かせない、これはもう誰が考えても
そうなっていること(もちろん、異論を社内で戦わすのも
やるのは、いいと思う)、世の中的にはそうなっています


ただ、そこに慣れきってしまうと、すべてにおいて
そのことを、前提に考えるようになっていくのは、いやだな
と、思うのです。ときには俯瞰的な、視点というのを
忘れないことが、大事です


話はもどって、自主的なツアーの企画をした
バスガイドのみなさん。いまの世の中で感染症の対策も
もちろん欠かせません。最初に渡す、小さなビンにいれた
消毒用のもの。手書きのひとことを添えたシールを
はります・・・
こんなちょっとした、配慮も、旅を楽しくさせると
思いました
インタビューに答えたひとりは、いままでは旅はいつでも
なんどでも、できる、だったのが、いまこの世の中に
なってみて、そんなことないというのがわかりました
一期一会ですね


若い人が、自主的に、なにかをやりたい、やってみる
これ、本当に大事だと思います