企画をするということ

話し合いをしていて、お互いが意見を言い
それぞれ、考えていたことがわかる、そのスタート
というのが、とても大事と思います


なにか、ひとつ、人が集まることを、企画した
とします。集まる人にどう感じてほしいか
そういうコンセプトの在り方について
企画するなら、考えたいということがありますね
誰かの企画に「のる」だけでは、企画に参加した
とは、言えないと思うのです


BBQをやる。いろんな役割があります
「火」をどうする、つまり燃料であり、その着火、また
火の始末のこと。食べるものの調達、運搬、保管
飲み物、しかり。当日までの連絡方法
それから、大事なのが、食器について、どこで手に入れて
どう運んで、撤収のときはどうする、ということ
そういうことを、人まかせにして、焼き立てのものを
食べたいそれだけで、参加する。そうした人は
一見、めんどうなことをしていなくて、ラッキー
なんて見えるかもしれないですが、私の視点からしたら
永遠に、人が集まってわいわいやる、ほんとの楽しみは
知りえないのです


ほんとの、楽しみは、それぞれ、役割を自らやるといって
工夫し、知恵が足りなければどうするか、話し合って
解決していく。そういう過程を大事にしてこそ楽しい
集まりができます


会議、ということもそうです
若いとき、はじめてはいった会社で、会議が苦痛でした
どうも、地位のある偉い人が、やることを、押し付けてくる
そういう場のように、思えたのです
逆転の発想で、若い、一担当者が、自らやることをみつけられる
会議だったとしたら、とてもいいなと思いました


言うは易し。それなりに歴史があって、定石といっていいやりかたを
もってる、組織。またそれぞれ、地位、偉い人といいましたが
つまりは、その会社で成果をだすにはどうしたらいいかを
よく知ってる人とも、言い換えられるのですね
ゆえ、一定のところ、その人たちに従って仕事を覚えないと
いちいち、手作りでやっていたら、時間もかかるし、間違えるしという
ことになってしまいます


二兎を追うもとは一兎を得ず。そうなんです
若い人の自主性、育成と、その組織、チームの成果について
そのときどきで、選んで、優先順位を決めないと、うまく
いかないんですね


企画から考える
いま、来月に行われる社員旅行の話をしています
そのとき、どんな社員旅行にしたいか?
企画を考える人は、頭を使い、どうしたらひとりひとりの参加者の
気持ちに応えられるか考えます
社員旅行をしてるのは、人が集まる時のいろいろについて
見通しをたてて、やる、そういう練習をする場になって
いいと思っています