自然

関東地方に台風が直撃するというのは、とっても
確率の低いこと。そうなのですが、こわさを
知った感じがします


今朝、いつものウォーキングコースにある、川沿いの
路を歩いていると、春になれば、ピンク色の枝を
いっぱいに広げて、楽しませてくれるソメイヨシノ
2本も、根本から折れて、倒れていました


木が倒れる。ときどき、山道を歩いていたりすると
確かにあることは知っていますが、ずっと
楽しませてくれた、親しんだ木といっていい存在が
折れてしまうというのを、見ると、知ってる人が
亡くなるのに、少し似た、残念で悲しい気持ちがします


誰かが悪いとか、そういうわけではない、自然の猛威
こわいことです。昨日の朝は、さすがにウォーキングで
歩くのは、こわいなと思いやめました
天気で、ウォーキングをしないなんて、1年に一度以下の
確率です


自然といえば、先々週は北アルプス北穂高岳に上り
朝日の美しさに、心を洗われる思いができて
とってもよかったのです。これも自然がくれた、大きな
プレゼントです


そして、この朝の空気、色といった、私を感動させたもとは
空気のきれいさなんだって、昨日改めて思ったのです
というのは、昨日の夕陽、電車のなかからちらっとしか
見る間がなかったのですが、その色の美しいこと
実は、空気がきれいだったら、こんなにきれいなのに
台風のあとだから、かいまみれた、本来のうつくしさなんだと
思いました


台風後の空気の美しさは
去年、長野県塩尻にある、高ボッチ高原にいったとき
これも、台風が去った後だったのですが、その風景に
感動しました
湖、八ヶ岳南アルプス、そして富士山
ふりかえると、北アルプスに連なる山々
まるで、信州を囲む、神々に囲まれてるという
そんな錯覚さえ、起こしそうな美しさでした


自然は怖い。そして、美しい
自然を、ときに、あがめながら、怖がりながら
その美しさを、知り、美しさを、楽しめる、そういう
自分でいたいと思います