ワールドカフェ

先週は、社員が対面で集まって、会議をしました
そのとき、用いてみたのが、ワークショップのやり方のひとつ
「ワールドカフェ」です


ワールドカフェのはじまりは、ある長い会議、1日とか2日とか
かけてやる会議において、振り返りの時間をもったときに
コーヒーブレイクの時間が、一番、意見がでていたという
ことがでたことから、いっそのこと、カフェで話してるような
そういう時間を、内容にいれてしまおうという、発想ではじまったと
読みました


ワークショップは、「双方向」「リラックス」「学ぶ楽しみ」
といったことに、ポイントをおいた、プログラムと思っています
ワールドカフェは、なにかを、決めるとかではなく、可能な限り
意見交換を多くの人としていくことで、自分のなかの考えを
化学変化さえること、自分に気づきを促すことだと、思います


今回、ワールドカフェは、「新入社員研修の企画をした人の
振り返り」ということの観点をだしてみました


新入社員研修。これ、やってもらうと、だいたい講師側の
人に気づきがあって、いいなということが、起こる、いい仕事と
思っています


この感染症のあれこれで、「人と会う」という機会がとても減ってる
社員が多いなと感じました。人と会うということが減れば
人とやりとりする、あれこれが下手になるんだと思いました
そうです。サッカーで、パスをしあう、野球でキャッチボールを
する。こうした基本動作が、うまくなってこそ、試合でどう攻めるか
などにつながっていくと思うのですが、キャッチボール自体が
あやしいとなれば、これは、どう攻めるどころではありません


こうしたこと、どうしたらいいかというと、最終的には個人の
やっぱり意識を変えないととなります。意識を変えるのは?
やっぱり、ほしい、この時点で、生きていくうえで大事なことの
インプットを多くするということになると思います


「命を守る」というのは、もちろん最優先でやるべきことなのは
誰もが一致です。だから、人と会うのを減らす、だから会食とかは
可能な限り減らす。医療がひっ迫といったことまで起こったときには
必ずやる方向です。
だけど、そうしたことが続けば、人とやりとりすることは減り
つまり、人間として大事な学び、人を大切にするという気持ちが
すり減ってしまうのも、事実です


今の状況をみながら、いかに学びの機会を確保して、いかにそうした
人間として大切な場、大切な時間を確保していくか
これは、だれかがとか、行政がとか地域社会がとかいうまえに
個人が、自分がどうしようと、自分事で考えなければ、動かない
どうしようもないと、認識を持つことが必要です


ワールドカフェは、リラックス、そして意見を言う
それを聞くということで、ワークし、双方向のやりとりも
そこそこでていたと、見ます
こうした機会を、もう一度大事だなと、認識すること。そうしたことを
ひとつの、マイルストーンとして、自分のなかに、うん、やっぱり大事だと
刻んでほしい


学ぶということが、止まれば、いい仕事はできません
仕事をしていくということは、学びが欠かせないのです