意識化の原則

テニスで、「いま、何をやってるのか」意識する
ということから、意識化の原則という言葉を覚えました


例えば、相手コートにおいて、サービスラインの少し前に
いる相手のボレーヤーの足元にボールを返す
これは、ひとつには、レシーブの基本といっていいでしょう
そのために、ネットの手前でボールが最高点を迎えるように
トップスピンを打つ
こうした、練習を繰り返すとします


こういうことを、意識しないで、ただ、トップスピンを打つ
というのでは、実戦を意識したもの、とは、離れていると
言っていいでしょう


仕事においても、意識化の原則というのが、とても大事だと
思います
いま、会えない、いっしょにいることができない。そういう
なかで、仕事をどう進めるのが大切なのか
発信する、って大事でしょう


メールでもチャットでもそうですが、お互いが発信しあい
また継続的、双方向なやりとりが続いてるということが
大事なのがわかります。そうであれば、基本場所
離れているということは、そんなにハンデに
ならないのを、感じます


ところが。誰とでも、継続的、双方向にいろいろいけるか
というと、ちょっとした、それちがいがあって
それが途絶えるということは、ふつうに起きてしまうように
思うのです


ちょうど、SNSにて同じ話題で盛り上がっていた人が
なにかの具合、それは例えば、相手がもっと夢中になる
話題に移った、であるとか、物理的にSNSに時間をさけない
ときがあった、でもそう、そもそも、その話題そのものの
なにかしら、さしつかえが見えてきた、であるとか?


そんなふうに、双方向で継続的なやりとりは、簡単に
途絶えてしまう。
そうすると、そこをだけ、頼みにしないでやるとなれば
お互いが会うだとか、電話だとか、「お願いする」だとか
ふつうのときなら、やることが、例えばSNSだけでつながっている
または、それが第一と、なってるとやりずらい
そういうことが、これからは起こるとも思えて、ちょっと
やれやれ、とも、思うのです


今日も社員の人とは、オンライン会議をします
会うということ、ほどは、情報はとれないのですが
それでも、オンライン会議をやったほうが、伝わると
思うからです
そこで、意識化の原則を思い出します
つまり、お互いが、情報をとろう、また発信しようと
意識することで、そこそこ、足らないことを
補うこともできるということです
もっとも、その補えるものは、積極的に発信すると
意識したことが、メインとなるということは
覚えておいたほうがいいでしょうね


会って、伝わるいろいろは、例えば、会う相手が
意識しなくても、伝わってくるものというのもあります
表情、話し方で、とてもまっすぐに「やりたい」と思ってる
のか、それより、ニュアンスとして低いのかとかは
会うから、わかるということも、大きいと思います


さて、それでも、意識化の原則を使って
今日も、ちょいたし、の情報交換をする、そういう気持ちで
仕事に慣れていきたいところです