人を育てる

育てるということ
このことを、当社では、強みだと、思っています
来年、48周年を迎えるわが社。そのずっとある、ずっと
脈々と流れてる、ひとつの流れ。人を育てるということ
になるのです


昨日は、いっしょに指導の中心といっていい、メンバーと
コーチングとティーチングという、観点で話をしました
人が育つのに、一定のインプットをしていくティーチング
そして、自分自身の考えをだすようになったタイミングで
コーチング、が必要という話になりました


改めてこう、書いていると、ティーチングとコーチン
育つ過程、である、その仕事を何年やってる、言い換えれば
何年生?かによって、その割合を考えるという話に、そのときは
行ったのですが、??です
そう、おそらくは、新入社員でも、同じ一日のなかでも
あるタイミングには、コーチングがいい、あるタイミングでは
ティーチングをしようといった、使い分けをしたほうが
いいのでしょう


アルプスの少女ハイジのストーリィで、思い出すのは
フランクフルトで、ハイジは、クララといっしょに
家庭教師の勉強の時間を過ごします。はじめて、文字に
ふれるハイジ。そして、強制されるという苦痛がある
ハイジは、文字を絵のように思って、ぜんぜん、読むなんて
ほうに行きません


関心がもててないのです。この点、が、一番乗り越えなければ
ならない、最初のハードルです。この関心がもてるかどうか
そうしたことを、クララのおばあさまが、見事にのせていきます
「絵」が多い本を、見せて、関心をひき、読んでみせる
ということから、ハイジの視線を本にもっていく・・・
関心を持てたハイジは、持ち前の好奇心で、文字もとりこんでいく
ということ・・・


しばらくたった、とき、家庭教師が、非常に驚くのです・・・


育てるということは、もともともってるものを、引き出すこと
あせってはいけないのです


そうはいっても、当社は、会社で一定の仕事を、一定の
時間にやってもらわないと・・・


そういう声も聞こえてきます
それも、事実
ただ、やっぱりあせってはいけないのです
本人が持ってる、いいものを引き出す。これが最高のやったほうが
いいことなんです
信じましょう


今年の1月から3月くらいだったと、思います。wowwowで、アルプスの少女ハイジ
再放送があり、また、その同じタイミングで、NHKの100分で名著で、この
ハイジの原書を、翻訳家の方と読み解くというのを見ました


ハイジの世界のすばらしさは、ここの数行のブログで伝えるなんて
できないのですが、今もそのときも、着目したいのは
上の例でもあるように、年配者の活躍です
もう10年以上まえだったかとは思いますが、時の皇后様でいらした
美智子様が、高齢者の話題が、いつも「問題」ということで
語られるのが、とても、残念なことです、とおっしゃっていたのを
よく思い出します


歳を重ねたら、それだけ、知恵、それだけ経験からくる、考え
といったことを、発揮できる、そういう場がある
社会がいいなと思います


ハイジから学ぶもの、大事にしたいですね