日曜日

Sくん、そうか、Sって呼ぼうね
君は、Hか・・・
相手は小学生でした。そう名前で呼んでみると
ぐっと距離が近くなる
その子供と、仲良くなりたかったら、名前を
呼んでみること・・・


だけど、街中で会うだけだと、いきなり??に
やっぱりなりがちです
ところが、山登りをするなり、他のスポーツを
するでもいい、キャンプなんてまさにいいでしょう
そういういっしょの体験を通じてだと
名前で呼ぶのが、自然になります


大人になって、どうやって、相手と仲良くなるか?
なんてことを、まじめに考えて「チームビルディング」
なんて言葉がでてくるのですが、その答え、ヒントは
子供と遊んでみること、と、言いたいですね


山登り、本格的でなくてもなんちゃってでいいんですよ
お、Hは速いな、どんどんいくな。おっと待っててくれたんだ
いいね。SとHは仲がいいんだな・・・


そんなこと言い合いながら、ひとつのピークにでれば
丹沢がみえる。え、Hはあの大山に上ったことあるの?
すごいねぇ。このくらいからは、子供のほうも
元気が全開になってきます。「おーい」なんて力いっぱい
山に向かっていってみたり。楽しみます


荒井良二という絵本作家が、ときおり「子供シャワー」
といって、もう子供といっしょになって遊んで
表現するということを、やると言っていましたが
元気に育ってる子供といっしょにいるというのは
自分のなかにある、人間として、ああ、こういうふうに
素直に、自分のなかのなにかしたい、というのをだしてる
こと、これがいかに素晴らしいか、気持ちいいかということを
思い出しながら、いっしょに笑顔で過ごしたのです


それからやっぱり、自然のなかにいること
木があって、そういう環境で、もとは日本人は
住んでいたにちがいない、そんなふうに思える
大きな木をみて、近くにいるということでもらえる
いいものがあるという感覚です


こんなふうに、子供と、近くに接して、元気もらえた
日曜日は何年振りでしょうか


だんだん、学生時代の家族ぐるみで仲良くしてる家の
子供が、大人になり、そういう休日は、減りました
昨日は、そんなことで、楽しい楽しい、時間になりました


S,H,また、遊ぼうね
また山にのぼって、いい空気を吸いたいな
楽しい日曜日でした