伝わるということ

今年の1月に社員研修を、私自身が企画して行いました
テーマは、他人に伝えるということ。自分の意見や考えを
伝える。どうしたら、伝わるのか、その一点を考えるということ


そんななかでやった、ちょっとゲームっぽい、プログラムは
KP法です。K:紙芝居、P:プレゼン。
つまりは、キーワードを書いた、A4の紙を、ホワイトボードに
はりながら、しゃべるということなんですね


自分の好きなことでやってみようということで、やりました
私だったら、絵を美術館に行って、みることが習慣になった
経緯をやってみました。


やってみるとわかるのですが、KP法をつかって、キーワードを
みせるということ、「伝える」ということには、とっても効果が
あります
少なくとも、同じ内容を、紙をみせないでやるより、ずっと
効果があります
そして、伝えるということは、やっぱり双方向の要素が強いのですね
例えば、レクチャーといった、一見、一方的な伝達にみえることでも
なにかいったときに、表情であるとか、冗談をいえば、わらってくれて
真剣なシリアスな話であれば、表情を、かえてみえてくれる
そういうことがあるから、レクチャーが生きます


KP法での2,3分のスピーチにおいても、なにかしらが
「伝わってる」という感覚が、そのしゃべってる側にいい効果を
もたらします


そういう実感をもって、しゃべるスピード、声の大きさ、
そして、やっぱり表情であり、視線を、気にして
ちょっと直すだけで、伝わり方がずいぶんちがうのに気が付きます


あるときから、「わかりやすいこと」というのは
ひとつの、価値だと思っています
「伝わること」も価値だと感じます


会社で、会議をやるときに、「学びあう」ということを
意識してほしいという話をよくします
伝えあうことといってもいいでしょう
自分が理解したり、いいなと感じたことを、共有するのです
仲間、できれば、信じあってる仲間と、あることを共有できる
ということは、力がわいてくる感覚があります
だから、仲間といってもいいかなと思っています


当社の原点は寺子屋ですと、伝えています
それは、1;1のコミュニケーションを重視してるからです
社員の気持ちを、くみとり、指示する社員の思いが
指示される社員に伝わっていく。それも、いい感じで
伝わるということが、当社のいろんなことの、おおもとといっていい
大事なことになろうかと思うのです


だから、指導する、立場になったら、「育てる」ということは
どういうことか。指導する自分はなにを、鍛えておかなくては
ならないか。常に考えてほしいと思います


当社は、いま、若い人が集まりだして、これからその若い人に
その可能性をひろげてもらうために、精一杯力をためて
進んでいく、まさにそのときにきていると思っています
一日、一日が、とっても大事な、ときでしょう
伝わるということ、大事にしたいです