気を養う

食べ物を食べるということは、気を養うことと聞きました
美味しんぼ、ですね)


いいなと思います
気を養い、仲間といっしょに元気になり、いい仕事をする


先日朝のウォーキングを郊外でしていて、栗の木があって
実がはじけてるのを、みかけました
季節は動いてますね。どうも、気温がとても高かったりすると
秋という実感がなかなか、ないのですが、栗の季節なんだなと
思うと、季節を感じます


この2,3年、秋に一度は栗ごはんを炊きます
ずいぶんまえ、確か群馬の沼田のほうへ、でかけたときに
泊まった宿で、栗ごはんがでて、とてもおいしかったのを
覚えています
山の幸を実感しました


日本の良さのひとつに、四季があるということ、よく言われますね
四季があることを、楽しむのなら、旬のたべものを、楽しむ
ということが、いいやり方なんじゃないでしょうか
旬の食べ物がなにか、わかっていて、旬なたべものをおいしく
いただく。こういうことは、まさに気を養うことにつながりそうです


秋は実りの季節ですね
米だって、秋が旬でしょう。そばもそうでしょう


人と人が仲良くなるには、いっしょにおいしいものを
食べるということが、ひとつのやりかたです
それも、スローフードといっていい食べ物を
作って、食べるということがいいのだと感じます


8月の終わりに、家族ぐるみで仲良くしてる、家にお邪魔して
おそらくは、相手の人は、一日近くかけて、作ってくれたごちそうを
いただきました。こんなうれしいことは、なかなかないことですね


前菜、サラダ、メインの焼き物、デザートとあって、それぞれ
テマがかかるものがあり、うれしくなりました
そして、なにか、普段の食べ物を、テマをかけて、おいしく
しました、ということが感じられ、これもうれしいことでした


普段から食べてるもののおいしさを、感じるように
料理する。これ、料理することの、基本の姿勢といっていい
と思うのですね
たとえば、野菜も肉も魚も、おいしくなるように、料理して食べる
旬をはずさないという意識。
食材も、おいしく食べられてこそ、食べられがいというか
その生きるということを、全うしたと言っていいのでは
ないでしょうかね


今年は、ごく親しい人を、虹の向こうに送るということが
あって、生きるということに、自分の心が向かいます
そうしたとき、「生き切ったか」つまり、充実した生きた時間を
持てたのか、ということが、見送るこちらとして
とても、気になることだと、感じます


とても、乱暴な比較なのですが、植物だって、動物だって
生きてるんです。その生きてるものを、いただくのですから
一番おいしく、いただこうという、姿勢はほしいのですよね