メンタルヘルスと経営

メンタルヘルスを、大事にすることは
経営そのもの、そういう、思いを、3年前
メンタルヘルスカウンセラー養成セミナーを
うけて、感じました


IT業界は、メンタルヘルスでへこむという人の
割合が、一般の業種の3倍ある


この事実をどう向き合うのか


さまざまに、思い当たることはあるのですね


まず、忙しいこと、さらに、上司の目が届かないところで
仕事するということが、ままあること。チームがいくつかの
企業の、混成部隊になりがちなこと。
また、ITに関するスキルと、人間、ヒューマンなところの
スキルは、結構ズレがあることが多くて、
マネジメントであり、リーダーシップを発揮すべき人が
その場にいない、いても存在感が(例えば忙しすぎて)希薄
といったことは、そこらじゅうであるのでは、ないでしょうか


いま、あげた、メンタルでへこみそうな要素、それを
手厚くする、というのは、経営そのもの、やらなくては
ならないことだと、感じるのです


こうした、方向、つまり、経費削減、ぎりぎりの人数で
ものごとはやるもの、といった流れは、日本中もうとまらない
という、ことも、知っておく必要があるでしょうね
まえに受けた、セミナーで「集団皿回し状態」と表現した
人がいます


端的な例を、あげれば、管理職といっても、それは管理する工数
意識されていれば、めっけものだったりして、ほとんど
管理職は、自分自身のやるべきことも、ごってり、抱えてるというのが
普通になってるでしょう
そういうなかで、メンバーの不調を見逃してる状況が起こって
だれが、その管理職を責められますか?


もうひとつ、強調しておきたいのは
不調というのは、グラデーション的に、なってるということ
言い方が、うまくないかもしれないですが
ある一線があって、こうなったら、不調ということは、実は少なくて
健常者といわれてる人も、不調の軽いものというのは、持ってるといっていい
いまのいろんな、状況があると思うのです


発達障害というのが、成人になっても使われる、というのは
そこそこ、最近(15年とかでしょうか)のことといっていいようですが
発達障害なんて、ひとりひとりの個性といってもいいくらい
誰にでも、ある症状をもった人といっていいのでは
ないでしょうか


だから、健常者もさらに元気になり、不調の方向にいかない
予防といった、意味で、メンタルヘルスを大事にする、いろいろを
やろうと思うのです


さらに言えば、健康な人ほど、健康に敏感なんだと、思います
健康を大事にする。心身ともに健康なことが、とっても
とっても大事です
そこから、スタートして、みんなを幸せにする会社を作りたいです