目的地の設定をする

会社に所属して、会社が存続するために
やらなくてはならないことを、やる


会社のあり方、社員の在り方を、車の機能に例えるなら
心身と生活の健全性              :ボディ
仕事の遂行に直接関わる能力          :エンジン
組織の目標や会社のビジョンに対する理解・共感性:ナビゲーション

メンタルヘルス経営学  by 山崎友丈)


ここでいうところの、ナビにあたる部分について
適切な、目的地の設定を行えるのが、管理職だと
私は思います


ビジョンを掲げるのは、経営者の勤め
であろうことは、議論をまたないところです
そのビジョンを、的確に受け取り、ひとりひとりの
なにをやるのか、その目的地を設定するわけです


ここしばらく、会社のビジョンを掲げて、そのことを
旗印に、社員に動いてもらう、そのためには
どうするのが、最適なのか、そういう発想を
疑ってみるということを、しています
つまり、ひとりひとりはちがう人間で、ちがう強みを
もってることから、その強みを生かして
でてきたものを、交通整理していく役割をする
というのも、リーダの大事な役目だと、そういう
発想にたって、仕事をするのはどうだ、ということです


会社がいかに、人がいきいきと働く場であるか
そのことを、とても気にしています
そういうとき、ナビに、いまあなたはここに行くという
設定がいいと、指示をだせる人というのが
とても、大事と見えてくるのです


言い換えれば、ボディや、エンジンはもちろん
中期、長期でみれば、とっても大事です
ただ、その日、その時間に、その車がどう動く
といったとき、とくに市街地だったりしたら
ボディや、エンジンより、ナビの使い方が
とっても大事とも、見えてくるのです


いずれにせよ
「つながってる」ということが、とっても大事な
要素と、浮かび上がってくるのです
その日、その時間に、どこに目的地を設定するのか?
これは、仕事が高度化すれば、あたりまえですが
だんだん、難易度はあがります


難易度がさほど、高くなくても、指示する対象のことを
じっくり、観察すること、双方向のやりとりがあって
お互いが、つながってること
そして、特に指示をだす人は、そのうえの上司とも
つながってること


管理職はナビをうまく使える
そういうこと、とても思います