くうねるあそぶ

作る人が、おいしいと思って作ってくれる料理は、必ずおいしいと
思うのです
そういうことを、いつも感じれる状態にあること
そういうことが、とっても大事なことだと感じます
あたりまえのようですが、家族が家族のために、おいしいものを
考えて作ってくれる、食事はおいしいのです


家族ということ、家に帰ると、待ってる人がいる
ということ、実は本当に大事なことです
それは、自分は、若いときはやっぱり、わからなかった
中島みゆきの歌に、帰るところがある、その場所のあることの
愛おしさをうたった歌がありますが、その歌詞がしみたのは
ずっとあとでした


ひとりで生活してみて、生活することの、たいへんさを感じるのも
人生のなかでは、必要なことかもしれませんが、家族といっしょに
くらすこと、家族への思いをしっかりもって暮らすことが、いいことだと
知っていて、そうすることがいいと思います


鍋料理は、相手がいるということが、前提の料理だと
感じます。今日は寒い日で、鍋を囲もうという気持ち
人間は、きっと言語をあやつるようになる前から、火を
囲んで食事するということを、していたのでは?と思ったり
するのですが、あたたかいものを、囲んでする食事は
ほっとしますね


夏は、鍋は暑いからしないですが、たとえば、枝豆をたっぷり
ゆでで、みんなでぱくつくだとか、とうもろこしでもいい
みんなで手をだして、食べるのは、楽しいです
10日ほどまえの、新聞の記事に、ブラジルでは、片手で
食べられる、つまりフィンガーフードのようなおつまみが
ソウルフードなんだという、話が載っていました


移民が多い、ブラジルの話。中世にヨーロッパからの
移植者がはいってくる前からいた、民族の食べていたもの
ヨーロッパの人が持ち込んだもの、アフリカの最初は奴隷として
連れてこられた人が、持ち込んだもんお、日本から持ち込んだもの
そういうルーツのある、おつまみがあって、それをつまみながら
語るのが、ブラジルらしい、パーティと書いてありました


この話、とっても、楽しそうな雰囲気に満ちています
つまりは、おつまみをつまみながら、語り、いわば
疑似家族として、感覚をともにして、お互い仲良くなろう
というのでしょうね。きっとそこには、音楽あり
ダンスあり、こうなったら、踊っちゃえ的なのりがあり・・・


おいしい食べ物と、お酒、笑顔がそろって、ぼくらは
アミーゴさ、となるのでしょうかね


楽しい連想をしながら、おいしいものを連想しながら
生きるって、素晴らしいと、想像できる、そんなふうな
日々を送りたいですね