相手の考えを導き、会話する

話し合いがうまい、チームになろう、そういうことを
言い続けて、3年、4年とたちました


若い社員と会話していて、あれ、会話が続かないぞ
さては、あんまり、話題にしてる、技術者はどうしたら、ステップアップできるか
とか、考えてないな、と感じることが、ときどきあります


ところが、なにも、考えてない、というのではない
ということに、気が付くことがあるのです
つまり、相手に伝わるなにか、表現できるところまで
考えを整理できてない、ということはあるのですが
なにかしら、考えてる
自分がこれから、やることは、自分という存在をどう生かすか?
そういうことに、考えをもってる


相手を、いろんな考えをだし、考え続け、話し合いをする
ということの、できるステージにあがってもらう
そういうことを、すれば、当社の若い人たち
一定の考えをもって、なにかしら、行動することができる


このことを、今年の7月に行った、1泊2日の研修にて
感じることができました


考える、ということは、立場が大きく影響します
あるチームで、なにか合意をだそうというとき
そのとき、自分の存在を、どういう立場ととらえてるかで
取り組む姿勢は全くちがってくるものと、思います


そういう意味で、ステージにあげる
あなたが、考える主役なんですと、本人ももちろん
環境から、そうなんだと、そういうステージに
あがってるという意識をもってもらうということ大事です


ディスカッションというのは、相手の意見を聞き
自分も意見を言い、そうしたなかで、お互いの頭を
シャッフルし、なにか解決というような、ある考えに
いたるというところが、楽しいところです


そのときに、陥りやすいのは、目的をとらえそこなう
ということですね。
企業活動における、ある課題を解決するといった
目的について、こうがいい、ああしようとやる
机上で、答えは、ある意味でることはでるのですね


ところが、実際の仕事として、そのでてきた、解決法を
やったら、どうなるのか?このことが、机上ですべて
予想できて、対処も考えられたらすごいともいえるのですが
100%できるということは、まずないです


そこで、不確実なものを、かかえながら、プランするということが
くりかえされます
そうしたとき、なにが、本当に、意味があって
なにが、人を動かし、実際仕事の場面で生きる、
大きな力となるのか、見通しをもつということが
ほしいところです


それにしても、いろいろ、関わりのある
人が集まって、事前にディスカッションしておくのも
いろんな意味で、前提条件といっていい、やるべきことに
なるでしょうね