人を活かす、仕事

NHK大河ドラマ 直虎において
かつての、配下、奥山何某について
どう使うかということを、直虎が
演出していく、シーンがあり
なかなか、面白く見ました


戦国時代というのは、いろんな
産業が興ったときといってもいいのでしょう
その産業をうまく、利用し、経済的な成功を
おさめた、武将がのしあがったといっていいと
思います


そういうなか、いまの井伊谷の当主
近藤様に、奥山を推薦する
長篠の戦で、多くの丸太が必要で
その霧だしという役目を、奥山にやらせることを
助言する


いくさそのもの、つまり、切りあいであり
弓、馬術といったことは、うまくない奥山だが
下のものを、思いやり、使うのはうまい
そういう人の、特性といったことを、うまく利用する


また、武士がそういうこともできる、いくさだけではなく
その土地の産業を興し、それをマネジメントできる
そういう役割も、求められたときなのでしょう


仕事は、人を活かすのです
そういう、仕事をしていきたいと思います


企業が、発展するということは、そこにいる
人が育たないと、なんともなりません
そして、人が育つには、やはり仕事が必要です


いま、「対人対応力」といったことが
とても、貧弱になってるのを、よく感じます


人にお願いする、人にあやまる
なにか、事をすすめるというときに、基本にあること
「聞いてない」ということを、起こさずに
チームで、仕事を乗り越えていく


実際のところ、私の世代が社会人になったときに
人とのつながりということ、義理だとか
いままでの伝統ということを、無視するということで
新人類と、呼ばれたのです


ときどき、思うのは、日本がほんとうにまだまだ貧しくて
日々の暮らしだって、助け合う、近所なら、助け合って
生きていくというのが、普通に育った世代
(私も多少はひっかかっていますが)
そういうときから、だんだん、豊かになり
また、核家族化が進み、助け合うということが
生活では、そんなに、起こらないということの
境目だったのかもしれないですね


そして、自分たちいまの50代が親の子供たちが
いまの、20代、30代なわけですが
そうなると、人とじかに接するということが
ほんとに、少なかったのかなと感じる、そういうことが
起こります


はたして、仕事を活かす、人材であり
人材をさらに、育てる仕事であり
おっかけっこですが、当社はどんな、発展のしかたを
するでしょうか


そのなかで、私はなにをすることが、大事でしょうか
常に、問いかけていく、そういうことが、必要ですね