西郷どん

大河ドラマ西郷どん
若い、俳優の活躍を楽しく見ています


鈴木亮平、同じNHKの朝ドラでその存在を
認識しました。かなりの抜擢といっていいと
思います
鈴木演じるところの、若き日の西郷さん
主君、島津斉彬の教えで、いきいきと生きていますね


これからの、世の中を思い、信じる道をゆく
姿に、とても好感がもてます


ぜんぜん、立場であり、環境もちがうのですが
坂本竜馬の、若き日と重なるのは
西郷にせよ、坂本にせよ、見てる未来が
似てるといっていいことかもしれないなと
ふと、思うのです


見てる未来、この時代ではほんとうに、稀有な
ことといっていいと、司馬遼太郎は書いていますが
「藩の」でなく、「日本の」という視点でものを
観れたということ、すごいなと思います


いまの、時代の人におきかけてみたとしたら
「日本の」でなく、「地球の」だとか、どうかすると
銀河系の、といっていいくらいの、感覚の大きさが
あるような、気がしてきます


家族を思い、まわりの愛する人を、あんな笑顔で
つつんだら、きっと、西郷さんのために働きたいって
人がきっときっと、たくさんいるんだろうなと思います


大河ドラマでみたシーンで、いいなと思うのは
たくさんあるのですが、「茶を飲む」ということが
かなり、印象的な場面で使われてるのに、気が付きます


島津斉彬が、これから将軍に嫁ぐという、篤姫
将軍の様子を語る場面、西郷さんが、いわば、「敵」といって
いい脚色をされてる、井伊家に行き、井伊の殿様から
茶をふるまわれるシーン。


茶を飲むというのが、ひとつ、高いところにある
空間を作り出すという効果があるようです
そういう空間にあこがれます


これから、まだ長い物語の、西郷さんです
どんなふうに、演じきってくれるのか
楽しみにしています


笑顔で、前半戦は、魅了してくれました
人を、動かす、迫力といったことが、演技のなかで
どれだけ、だせるのか、見たいところです