ある時代へのあこがれ

タイムスリップできるとしたら
幕末の時代に行ってみたい
司馬遼太郎は、維新は、壮大な戯曲だといいます


司馬遼太郎の、代表作、竜馬がゆく
主人公の坂本龍馬はもちろん、きら星のように
人材がでて、維新を成し遂げたと、言います
そのなかに、はいってみたい


維新の面白いところの、ひとつは、時代のうねりの
なかで、欧米からの植民地化という、大きな力が
働く中、日本の独立を守る、日本を新たに立ち上げるために
古い、制度、組織、権威をこわし、若い人が
日本ということを、おおいに思って、活躍したからですね


司馬遼太郎は、革命を進めるのに「開国」ということでは
だめで、「攘夷」ということが、必要だったと
話してるようです
攘夷という、いわば、強い酒に酔って、日本が革命に
押し進む、そういうことが必要だったといいます


外からの強い力に、抗い、日本は日本であると
自覚したのだと。
その時代から、150年という時間がたって
日本は、いま、どうなのでしょう?


豊かになった。安全になったといえそうです
ですが、幕末、維新にあったような
この国を守る、この国の誇りを、思う
といった、勢い、気持ちは日本人にいま、どうなのでしょう


人と人とのつながりが、とても弱くなってる
そういうことも、思います
一方、多方面、多様性がでてるとも言えます


「地域社会」という、顔がつながってる世界では
どんどん、人と人とのつながりが希薄になる
一方で、趣味だとか、個人の嗜好といったことで
インターネット、SNSを通じて、国境も飛び越えて
つながっていく人。


仲良しのひとりは、折り紙で、SNSを通じて、いろんな人と
つながり、本もだしたりして、活躍しています
スタートは、mixiだったと聞きました


経営してる会社で、「話し合いがうまくなろう」と声をかけます
それは、話し合いであり、人と人のつながりを作るのが
とても下手になってると、見える、社員がいるという事実を
感じたことからでした


単純にいうと、人と話してるより、ゲームしてるほうが
楽しい。そういう人が増えてる。そういうことから
人と接するということ自体が苦手、という人が増えてる
えっ。それって大丈夫なの?


坂本龍馬は、いっしょにいる人を、なつかせてしまう
魅力にあふれていたようです。西郷隆盛も男にも
女にももてた、という記述があります


いっしょにいたい、そう思わせる人
強烈に、そういうことが、あって、そのことが
人が集まり、新しい時代を作っていく、おおもとの
力になったということ
とても、のぞいてみたい、そういう気持ちになります