森のレストラン

森のなかにある、絵本のなかの、お城のような
たたずまい、そうしたレストランで食事しました


受付にいた、年配の女性が、案内してくれました
年配の女性に接客されるということが、まず新鮮です


ふと、オーナーなのかなと、想像しました
オーナーで、接客するということが、好きだから
やってる、そんなふうに、想像しました


ときどき、接客というのは、とても学びもある
刺激的でもあるし、いろんな要素のある仕事だなと
思います。だけど、やっぱり結構、ストレスもある
仕事ですね。「学びのある」ということと
「ストレスがある」ということは、もしかしたら、表意一体
といっていいかもしれないです


たとえば、素晴らしい、能力、意欲と人脈があって
成果を出し続けてる上司に、お仕えするというのは
学びもあるし、その後の自分のキャリアにプラスになる
でしょうね。だけど、その上司に、指示されることは
半端じゃだめです。単純な話、なにかの資料がほしいと
調べてと、指示されたとして、ただ、ぐぐっただけ
なんてやったら、おそらくは、最初はしかってくれるでしょう
けど、何度もやったら、仕事そのものをふってくれない
かなとも、思いますね


さて、森のレストラン
接客しているうちの、なにげない会話。
今日はなぜ、このレストランにきてくれたのですか?
こうした、なにげなさ、自然さがいいですね


この道の先にある、ピザ屋さんに行ったことがあって
今日も行こうかなと思ってはいってきたら、前は気が付かなかった
この看板に目が留まって・・・


壁の壁画に目が留まりました
マリー・ローランサンかなと思う、ふわっとした、女性の絵
このふんわり感が、なつかしさ、そうヨーロッパの
女神を想起させる、なにかがあります


こんなふうな、レストランでランチするのは、旅を楽しんでいて
ある時間、おとぎの国で、ファンタジーを聞いたみたいな
日常と切り離された、気持ちになりました


旅をするというのは、日常とちがう、空間、気持ち、景色を
楽しんで、自分のなかの、なにかを思い出し、また
これからの自分の気持ちを、洗濯していくといったらいいでしょうか


やっぱり必要なのは、日常でない、なにか、ですね


森のレストランのひととき、たまには、いっしょにどうですか?