一般化 特殊化

数学の考え方のひとつに、一般化と特殊化ということが
あります
もっとも、単純な例でいえば、三角形を考えます
どの角も角度がちがい、どの辺も長さがちがう、ということ
ここに、特殊化を試みます
二つの辺が同じ長さ、二等辺三角形
さらに三つの辺が同じ長さ、正三角形
二つの辺が同じ長さであれrば、二つの角も同じ角度に
なる。中学生の幾何の問題ですね


世の中においても、一般化、特殊化ということが
役に立つ、考えということが、起こります
ある事象について、起こったことを、検証して
一般化し、また起こることを、想定していく
天気予報は、確率論を基礎とした、予想ですね


もっと身近なことで、考えましょう
仕事である事案について、うまくいったこと。この成功について
の、条件、背景を正確に把握して、それの再現をしていく
ビジネスというのは、そういうことで成り立ちます


もっと、具体化(特殊化)してみましょう
ある、車を売ってるディーラーが、車が売れたとする
どういう客層だったのか?その客がどういうニーズを
もっていて、自分たちの商品がそこにはまったのか?


こうしたことを、正確に分析し、客のニーズにこたえる
商品を、それに見合ったサービスとともに提供して
ビジネスがまわる
車でいえば、たとえばメンテナンスを、定期的に受けれる
とか、保険とかがそれにあたるでしょう


一般化、特殊化というのは、理論から実践とも
言えるし、ある現場の事象(具体化)から、一般の考え(抽象化)
ということとも、つながって考えることが
できそうです


ビジネスは、なにが起こるかわかりません
だから、面白いし、だから、リスクもありますね
だけど、人間生きていて、「似てる」事象には会うもの
です。似てる事象をとらえて、分析し
そこに、ビジネスチャンスがあると、つなげていける
そういうことが、大事、とも、見えてくるのです