自分を活かすこと

東日本大震災が起きて、人がたとえば、現地にいって
ボランティアをするというような支援のしかたをしたり
という話をきいて、自分はなにができるのかと自問自答した


そしてでてきたのは、本業でしっかり社会に貢献することである


これは、あたりまえのことなんだけど、ふん、そう簡単ではない
3.11の衝撃は大きくて、おそらく世の中は変わったくらい、人が
そういうくらい、大きなものだったといっていい
そういうなか、なにを感じて、なにをするのか
自分は、一番自分ができること、自分しかできないことを
やろうと思った


アーティストにあって、いいなと思うのはその生き方だ
うつわ作りの人だって、画家だって、自分の存在意義を問うのだ
と思う。存在意義は、わかりやすくいえば、自分しかできないことを
やるということになるだろうか


昨年、大学時代の友人にあって、いいなと思ったこと
その彼は、教育の世界にいる。そして「サロン」といって
一般参加の、会をやってるという。この一般参加
というところが、いいなと思った
人間って、本当に知的ですばらしい存在だって考えに
つながってる感じがするからだ
いいタイミングで、いい刺激があれば、人は感じて、いいことを
するという考えに基づいてるって感覚が伝わってきた


自分は?と思う
ビジネスを通じて、若い人が育っていくことを、後押ししたいと思う
そのためには、ビジネスでもっと具体的な、いろいろを見える化して
いきたい
ある商材を売るということ。あるプロジェクトを推進する
ということ。人と人がつながっていくという過程をスムーズに
すばらしく、やっていく
どれも、半ばわかってるようで、半ば穴だらけのやり方を
まだまだやってるという感覚があるではないか?


ある商材を売るということでは、いい商材をいい会社が、いい営業マンが
売ってこそ、客ができると思う。そういいながら、すべてそろうことを
待ってはいられないかもしれない
プロジェクトの推進は、まさに生涯かけて、おっかけるテーマに
なってきてる。人が集まって、成果をだすということなのだけど
常におっかける、技術は変化するし、客の要求は高度化していく
そうしたなかで、いかに、満足度を高いまま、続けていくのか


こうしたビジネスにおける、高いところの問題提起は、人間の成長を
促すと思うし、仕事の側で、やっぱり高い人格、高い志をもった人を
要求する
このごろ、思う。プロジェクトをすすめるのに、営業側で支援する
仕事というのは、技術者の夢の展開を後押しする仕事といって
いいのではないかと


技術者が、ひとつのプロジェクトに出会って、いろんな気づきを得て
ひとりの技術者として、成長する機会を得る。さらに段階が高いところに
なれば、まさに生き方を考える機会を得て、より高いレベルで
生きることを知る
そういうことを、見てきたと思う。だから、だったら
技術者にとって、プロジェクトがはたして、「マッチするのか」見極めて
営業するという行為は、まさにその技術者の生き方を支援する
ことになるではないか?


ひとりの人間ができることは、限られてる
そして、短時間でできることも限られてる
自分が、一番輝き、そして接する人も輝けるその場は
どうしたらできるのか。本業の仕事をするということを
通じてやると言い切る、自分でありたい