陶芸体験

社内の行事の、準備で、陶芸体験をしてみました
当社は、今年記念行事を企画していて
そのなかで、なにかしら、社員がする活動として
体験がいいね、という話から、陶芸をやってみるのは
どうなのか?という発想があったのですね


そこで、幹事役になった人が実際、下見に行ってみよう
ということで、でかけました


電動ろくろを、使わない、と聞いたとき
「なんだ、粘土細工、みたいなものを、するのか?」
と思っていたのです。
それじゃ?納得のいくものができるのかな?と


手ろくろ、というものの、存在がイメージできてなかった
ということもあります


実際、手ろくろを使い、仕上がりを意識しながら、講師の人が
ていねいに、指導してもらっての、陶芸体験は、なかなか、面白かったのです


粘土を練る⇒みっつにわける⇒そのうちひとつを、手ろくろにのせる
⇒底を作る、うつわの一番したの部分をまず作っていく


ひとつ、ひとつの工程がていねいです。もちろん、講師のやったとおり
やるので、全然自由度といったことはありません
体験というのは、こういうものかもしれません


二番目の粘土(ひも状にしたもの)を、かさねて、しっかり継ぎ目が
なくなるように、指でならします⇒内側と外側に手をそえて、上へ上へ
うすく伸ばします⇒へらを使って、「手」の後を消していきます
これも、内側をやるときは外側に手をそえて、上から下
外側をやるときは、内側に手をそえて、下から上


ヘラで、きれいになった、側面、今度はスポンジを使って、形を
ととのえます。右手でやるなら、左手を軸に使って、ぶれないように
します。内側をやるときは時計まわり、スポンジの動きは
上から下、外側をやるときは、反時計回り、スポンジは下から上


ここまでくると、やり方がそうとう、呑み込めてきます
3つめの粘土をつぎだし、へら、スポンジをさらにやります


飲み口は、鹿皮できれいに、口にさわらないように、整えます


こうして、完成に近づくにつれ、もっとやりたいという気持ちも
生まれ、さらには、できあがりがとっても、楽しみになってきました


体験するというのは、自分のいつもやってる世界を離れて
いろんな空気、考えにふれるということで、楽しい時間です
実際、うつわ、観るのはすきですが、作るという発想は
ほとんど、なかったのです


手作りのよさ
陶芸で覚えたといっていいのですが
やっぱり、自分で手を動かすというのは、感覚が変わる
いいことでした