植物を育てる気持ちで、相対する

植物の種があります
何年も、ときには何十年だって、しまいこまれた種
その種に、適度な、水と土と太陽を与えてやることで
芽をだし、葉をだし、花を咲かせることが
できると言います


このことが、人間の成長ということにも
言えることです
「育ちそこなった」部分と、人間の足らないところを
とらえるわけです。育ちそこなったのなら
そこに、適度な水と土と太陽を与えてやれば、成長する
ことができると。


以上は、河合隼雄先生の、「カウンセリングを語る」からの
抜粋です
この気持ちを持って、育てる気持ちをもって、若い人に
接していきたい。そう思って、もう15年、20年と経ちました
はたして、そのとおり、自分はやっているのでしょうか?


人間だれしも、へっこんだところも持ってるものです
学生時代を過ごしてきて、例えば、人といろいろ
協力してやっていく。そうしたことを、あまり知らない
別の言い方をすれば、そうした、人と接するとき
どういう、振る舞いをするのかということを
しつけてこられてない、そういう人が多くみられると
思います


例をだせば、お世話になってる人を、簡単に批判してしまう
こういうことは、ちょっと考えれば、自分自身への批判
また、自分がいかに、対人関係や、仕事に対する姿勢
といったことが、まだまだなっていないか、さらけだす
ことにつながること、わかる、はずなのですが
そうしたことを、してる人が、散見されると、感じます


そうした人を、粘り強く、気づく指導で、導いていく
はたして、それは、正しいでしょうか?
あなたに、そのことができますか?


実際、私は、正しいと思っています
ただ、誰から見ても、私が粘り強く指導できてると
言い切るには、まだ自分のがまんも、いろんなすべきことに
ついても、足りない、とも言えそうだと、反省します


上記に書いた、水と土と太陽という3要素があって
ということは、ポイントです
ひとつかけてしまえば、やっぱりうまくいかないものです


また気づいた、として、その後改める行動を伴えるか
そういうことも、とても気になることです


指導について、まず、言葉でわかりやすく伝えること
くりかえし伝えることと、思います
また、言葉だけでなく、広範囲なやり方を、していきたいと
思います。できれば、そうした、気づく機会ということを
豊かな、場所で、続けて行いたいと、感じます