蕎麦

いままで行ったことのある、蕎麦屋
一番気に入ったと、思ってるのは
信州、大町市美麻新行にある、「山品」です


そば、そのものの、香り、噛み応えといったら
いいか、深く、楽しめました
そばがおいしいのは、「三たて」ということが
まずあります
ひきたて、うちたて、ゆでたて、の「たて」みっつが
そろってること
これは、まず大条件でしょう
なんていって、実はおいしいと思った店が
そうしてない、なんてこともあるかもしれないのですが
少なくとも、うちたて、ゆでたては、はずしたく
ないところです


山品は、「蕎麦ごのみ」 山口美緒
という信州のそば屋を紹介する本をみていったのですね
山道をはいっていき、幹線道路を新行のほうにはいり
坂がおわるかなというところ、その道路から
路地をずいずいといった、え?これお店?
と思う、大き目の一軒家で食べさせてくれます


行ったのは、休日ですが、まあ、混んでいること
やや、30分近く待ったでしょうか
さて、おそばです


蕎麦を食べるときに、回数という意味では
ほんとに多くいってる、職場のちかく
信州そばをだす、新橋、「おにかけ」と
ついつい、比べることが多いのですが


太さでいえば、おにかけのほうがそこそこ太い
言い換えれば、食べたなかで一番細いほう
そして、香りとその食感ですね
んー、おにかけももちろん、うまいのですが
その一枚上を行くと、思いました


つゆは、両方、よく似ています
やや、甘目。だしがよく聞いていて
しょうゆの味がさわらない、やわらかさも
似てると思いました


蕎麦を食べると、ああ、いい仕事してるなと
うれしくなります
蕎麦を、手でうつのは、力仕事です
2度ほど、観光地の体験でやりましたが
慣れてない、ということもありますが
手で、ていねいな仕事するということは
いいですが、身体を使う、重労働です


陶芸をみるようになり、手仕事ということが
気になります
陶芸の人から、おいしいそば屋であり
おいしいパン屋を、教えてもらうことがときどき
あります
どうも、手仕事ということで、いい仕事してる
人は、響きあうのでしょう、知り合いが多かったり
します
そんなことも、手仕事の人を追っかける
楽しみ、ですね