凡者を勝者に変える

経営品質向上テキスト by 岡本 正耿 井口不二男

よい人々がよい組織をつくることは間違いありません。しかし実はよい組織は
よい人をつくりもするのです。優れた組織で語り継がれる伝説は「判断の貯水池」
などとも呼ばれます。凡人を勝者にかえてしまうのが、こうした成長志向組織なのでしょう


この成長志向組織、これが当社のめざすところだと
だいぶ前、このブログによれば、少なくとも2016年には思っていて
努力を重ねてきたと思っています


やっていること。それはいい仕事の仕方、対象の人がいい成長が
見込めることをやっていたら、「それはいいね」と伝える、褒める
ということが、ひとつめです
このことを、継続してやるということは、大事です
本人も自分の成長をみていてくれると、意識できること、大事です


やっていること、ふたつめ。「聞く」ということ、傾聴です
人間だれしも、承認要求があるものです。自分のことを、わかってほしい
つながっていてほしいということ


実は、このふたつめ、私の仕事をしていこうとか、人といっしょになにか
やろうというときの、「原点」といっていい、考えと思ってきました
そうなのですが、焦り、また、粗忽な性格がでたというか
「聞く」ということより、物事を進めるということを、優先したことを
最近やって、そのことが、社内で不協和音となって聞こえてきた
ということが、起こりました


これは、まずいな、と思って、自分の大事にしてる点は、聞くということ
そのことを、自分に言い聞かせ、フォーカスとなった人ともう一度
話をし、耳を傾けるということから、リカバリしようとしています


よい、組織とは?
当社の大事にしたい、社員に伝えてる、成長であり、仕事していくうえでの
キーポイントとして、5つあげています


1.自己コントロール力 
2.for the teamで動ける力
3.継続学習力
4.報告力
5.目標発見力


何度も、何度も伝えます
そして、そこから感じたことを、話し合ったりします


ごく最近、読んだ本で、「やるべきことをやらないのは、ミスだ」
という文章に出会って、はっとなりました


もし、↑の5項目を「やるべきこと」と定義してしまうと
やらない、自分をみつけるのはたやすく、ミスだらけという
ことにもなってしまいますね
そういう意味では、スタンダード、座標軸として、やるべきことは
ここから、と合意しておくということも大事です


凡者を、勝者に変える
このあたり、座標軸をよい感じで決められる
ここのところに、たくさんのヒントがありそうです