客観的な目

自分の存在意義を客観視する、ということを、仕事をはじめて
社会人と意識できるようになったら、必ずしたほうが
いいと思います。言い方が、少し乱暴になりますが
そうしなければ、続かないし、続いたとしても、いい仕事に
ならないでしょう


客観的な目。それはどこまで、どのレベルを指すのか
ということはあるのですが、自分のことを客観視できる
ということが、とても大事と思うのです


4年ほどまえでしょうか、ジブリの映画にもなりました
思い出のマーニー」という好きな小説があります
主人公の、アンナは、自分の殻に閉じこもりがちな
少女だったのですが、マーニーに会い、あこがれ
仲良しになって、さらに疑似恋愛、また別れを通じて
人を許すということを、知ります
さらには、新しい人間関係を築くことができ、それまでの
自分を育ててくれた、家族、親しい人への接し方が
変わります


なぜ、変われた?のか
大切な、人間関係を意識できたこと、疑似恋愛といっていい
大切な、もの、自分にとって、代えがたい体験、素晴らしい
世界をもつことができて、さらにそれを、壊し、許し
そういう経験があって、自分のことを客観視できる
ということがあるのでしょう


人間が変わる、ということ、大変大きなことです
学ぶこと、その学んだことを、生活を変えることを
して、守る、活かす。これも人間が変わることです


このことを、自分の意思でしようというとき
この客観視してる、意識というのが大事なのでは
ないでしょうか


いま、あなたが技術者として、ステップアップを望むなら
いまのあなたの、仕事を客観視できなければ、はじまりませんね
どういう、ポジションでプロジェクトに存在していて
そのポジションを維持するというより、現在進行形で
より高い、難易度、高い責任を担っていくということを
求められる


こういうことが、「仕事」ということでは、言ってみれば
王道です。つまり段階的にせよ、難しさと責任は
増していくのです
そうしたことを、いつも客観視しながら、全身で受け止めてほしいと
思います
なにも、長時間労働だとか、背伸びしてもできない難易度の
仕事を、いきなり、とか、体調を壊してまで、やれは
だれも望んでいないのです


出来る方法を考え、もちろん、持続可能な方法でやっていくのです
そして、いろんなめぐりあわせで、自分がラッキーが
重なって、その王道からはずれていること、気づいたら
どこかで、軌道修正はほしいところです
うまく軌道修正ができなければ、実際、責任を担ってる人と
意識も、やってること、能力も大きくかい離するでしょう


自分を客観視すること
いつも、いつも、はこれも、結構大変です
ゆえ、大事にしなければならないのは、通常は上司だとか
あなたの仕事を俯瞰してみれる情報をもってる友人とか
なのでしょうが(いることはなかなか、まれかもしれません)
そういう存在に客観的な意見を求めるということも
大切だと思います


客観視してること
大事です