対人対応力

はっと、気づいて、なにか行動する
このことが、成長ということの、基本と思っています
自分がこれから、どうしていきたいか?考えてください
これは、上司が担当者に言う、定番のことなのですが
あるとき、ノウハウ本を読んでいると、自分がこれから
どうなりたい、どうしていきたいか、明確に持ってることが
大事などというのは、これだけ、不確か、不安定、また
ほんとうに先が読めない、時代において、いいこととは
言えない。むしろ、どうなっていくか、わからない
というのが、素直な気持ち、そこに添うということ
からはじめる、とありました


ええ、確かに
そうなのですが、仮説でも、こうしよう、こうなりたいと
思わないというのは、行動することにつなげていく
ということは大事です
だから、「試しに」といって、はっとしたら、
こうがいいんじゃないかと思ったら、やってみるって
やっぱり、いいのだと思います


システム開発でいえば、プログラミングの技術、データベースの
知識だとか、ネットワークが、OSが、・・・といった
そういうことについて、なにか知りたいという気持ちから
調べてみる、断片的だった知識をつなげるべく、なにかを
するってこと。


技術者があるべき姿を、追っかけていくということが
いかに大事か、ということ。


そして、忘れてはならないのが、人間としての、成長です
「対人対応力」といったことが、とても気になります
平たく言えば、お願いしたり、あやまったりということに
うまくなろうということです


仕事していけば、うまくいかないこと、困ったなに
いきあたります。その困ったな、について、自分だけで解決
できれば、それもやり方ですが、その解決の方法を、人に
教えてもらったり、場合によっては、いっしょに解決したり
ということが、不可欠なのは、一定の判断を伴うような
そういう仕事をしてる人なら、だれでも知ってることです


そうなのですが、人と協力してなにかするってことが
下手になってしまってるということが、よく見かけます
たとえば、「お願いすること」。相手がお願いされたことを
やる、そういう、場、そういうタイミングを計ることが
できない


困ってることがある。仕事が進まないというとき
どうしてなのか、教えてもらう。「教えてください」
ということが、なかなか言えない。タイミングもあります
その相手がどういうタイミングなのか。こちらを教えたりという
ことをできるタイミングなのか


さらに、相手をリスペクトできるか?
ということも、気になります
リスペクトしてるから、やりとりが、スムーズになります
いいえ、だれでもかれでも、リスペクトを強制するという
わけではありません。相手だって人間。もちろん、気に入らない
態度、要素をもってるかもしれません


人間として、自分はどうなのだ、と、自分を客観視する
ということを、いつもできるようにしたいと思います
客観視していれば、相手がどういうことで、どんなふうに
生きてるかというのが、見えてくるということがあります
客観視してるから、自他のいろいろを、相対的に思って
相手を許し、相手を尊敬するという態度も生まれるといって
いいのではないでしょうか?


そんなふうにしていくなかで、はっとする
あ、自分勝手な態度でこれこれ、ここをもっと知ろう
ここを、もっと自分として、力をつけよう。そう思うこと
さっきもふれた、不安定、不確か、そして複雑な、また
あいまいな(VUCAというのだとか)世の中。だから、うまく
のりきっていくのに、生きる姿勢、が、大事だし
対人対応力を、磨いてほしいと思います