とっさの判断、長い目でみての判断

人から人に指導のやり方、を考えるとき
日々、接する中で、感じたことをとっさの判断で
指示する、なにかやってもらうのに、こうだと言う
そういうことが、あるでしょうし、そうしなければ
ものごとが回らないって、感じてる人多いですよね


一方、日々、仕事を回すということも、もちろん
必須なのですが、指導してる対象にとって、長い目で
みたときに、どうなのか?それも、考えてるということが
必要、です


食事で、例をあげましょう
その場、その瞬間に、お腹がすいてる人の
欲求をみたす、ということが必要なとき、とっさに
コンビニでお弁当を買って、食べるということを
しますね


ご存じの方多いでしょうけど、コンビニのお弁当というのは
やっぱり、多くの人に、食べてもらう、また衛生面を
考えて、塩分大目でしょうし、添加物(これはものによるのでしょうが)
があったりするわけです


でも、その場、で他に選択肢がなければ
買うということも、あるのでしょう


長い目でみたときに、自分でありいっしょに食べる人の
栄養面、また味覚をトレーニングする
(これって、おいしいものが食べたいという欲求を
どう、というより、まずいものは、危険という観点も
ありますね)
ということ、食べることを大事にすることで、自分自身を
大事にしてるという意識を醸成するなど、いろいろ
つながっていきます


私たちの仕事において
「あるべき姿を忘れない」ということが大事だと
思います


システム開発において、QCDということがいつも、意識される
ということが、必要です
そうした、あるべき姿を追うということがあって、誰かが
判断して、一定の品質をおとしどころにする。チーム、
ステークホルダーで合意したなら、それを超えるところを
目指すのは、言ってみれば「過剰品質」ですね


長い目でみたときに、品質ばかりを追いかけて、コスト
という観点をみないとなれば、客にも作ってる私たちにも
メリットはない、それどころかデメリットとして
客の採算が悪くなり、それを理由に、契約打ち切りだって
ありえるわけです


仕事をするなら、長い目でみたとき
あるべき姿はどうなのか?そういう観点で
考え、かつ、キーパーソンとの合意は、欠かせないのです
忘れないようにしたいですね