今週は管理職研修です

まきこむ、経営ということを掲げています


中小企業であれば、ワンマン経営ということが
世間では一般的と思われていますね。


実際のところ、当社でもワンマンでしょと思われるような
部分もあるかもしれない。あるでしょうね


それに、あるとき、人に言われたのですが
中小企業=ワンマン経営ということで
「組織ができてない」とか「それじゃ、中小企業のまま
脱皮できない」とか、バカにする風潮はあるけど
一方、意思決定が早いであるとか、ひとつの集団としての
ある意味、あるべき姿として、機能するときの強さ
といったこと(歴史のなかで、そういう姿がかかれていて
確かにそれは、強いともいっていい)という面も
あるのだから、バカにできないのでは?


中小企業のあるべき姿の話は別にゆずるとして
少なくとも、人を育てるという観点であり
私が思ってる、まわりにいる人に、モチベーションを
高めてもらい、いろんなことに「自分事」として
とりくんでもらうには、自分ひとりで意思決定して
いってしまうのではなく、可能なかぎり、意思決定に
参加してもらう、「まきこむ経営」にかじをきりたいと
思っています


先週も一日のプログラムですが、社内で研修がありました
企画をたててる社員がとても素直な、反応をするので
ひとつ、モデルを示してみようということで
途中で、わざと介入しました。もうひとりまきこんで
知恵をだしてもらおうと。そうしたら、また、見えてない
視点というのが加わり、話し合いが活性化した
感覚があります


今週の宿泊をしての、管理職研修で、どこまで、話し合いが
深まるのかがとても、楽しみです


話し合いが深まる、ひとつのポイントは
そのテーマについて、いかに深く考えをほりさげてるか
ということがあると思います


ひとつのテーマ、たとえば、人材育成について、その指導のタイミング
ということにしましょうか
そのタイミングを、認識する感覚を、研ぎ澄ますということは
どうしたら、できるか、おおいに関心のあるところですね
「前提」といっていいことは、あたりまえですが、その指導を
自分事でできてるか、ということが、あると思っています


人材の指導ということは、「自発的」「長期的視点」といったことが
伴わないと、うまくいかないと思っています。だから、自分事です
言われたからやってる、レベルの扱いでは、どうにもならないと思うのです


そして、なんども、このブログにお書きますが
全身で、相手から言葉を受け止める。聞くということが大事ですよね
そして、その聞いてる自分自身がどれだけの、うつわをもてるのか
相手がしゃべる事柄について、受け止められる、鍛えられた、心を
持てるのか、ということが、本当に気になります


人材育成ということについて、私は自分事で、対処してるつもりなので
こうして、準備しなくても、ある局面をきりとって、状況を見たり
その理由、またその理由がでてくる、状況であり背景を考えたりを
繰り返します


会社を経営するというときに、気にする、気にすべき、観点というのは
こうした、普段からの繰り返しのなかで、だんだん、その焦点に
近づいていくということを、してるときに、やっとはっきり
見えてくるのではないでしょうか