感性とは

生きていて、何がうれしいか、と考えます
ふと、気づくのは、なにげない人とのやりとりです


あいさつを交わすということが、人間素晴らしいことです


天気の話、趣味の話、家族の話、それから
もっとディープなところへ


人と会話できるという、話題がどこまで広がるのか
それも、楽しいひとつの、おっかけかたです


ここ、数年、「感性」ということが、気になります
いかに、ものごとを人は好きになるのか
なにかにふれる、なにかを習慣づけて、楽しんでいく
そのもとになってるのが、感性といっていいでしょう


その感性が気になるというこの数年の時期に重なって
美しいもの、美しい場所というのは、画家が水先案内人を
勤めて、教えてくれるということも、気が付きました
京都の美しいところを、かき集めた、「京洛四季」を
描いた、東山魁夷。池が、小川が、木が
なにげなく見るものから、とびきり美しいものへと
見えてきます


感性を育てて、自分のなかに、こみあげてくる思いを
語りたくなります。「美」ということ
なにも、自分だけがみつけたもの、とまでいかなくても
誰かと、美について、共有できたら、それはとてもうれしい
ことです
野に咲く花の美しさを共有するのは、その練習になると
思います。東京近辺では、バラの季節がすぎて、そろそろ
紫陽花でしょうね


感性を育てて、たとえば、美しいものの場所もそうです
その美しさ自体を、言葉にしてやりとりするのは
楽しいものです。またできれば感性を育てて、人間のもつ
生きようという気持ちだとか、人を好きになる気持ち
また、誰かの成長を思う気持ちなど、その気持ちを
共有するのも、それは素晴らしいことです


人間の成長ということについて、お互い刺激しあう、言い換えれば
切磋琢磨する、そういう場を持っていて、その場を利用し
その場を、自分からのぞんで、よくしていく人がいる
会社をそんな、場にしていきたいと、心から願います


生きていて、なにがうれしいか
それは、素晴らしいことにも出会える
そして、素晴らしいことを企画する、またそこに
ノッテ、くれる人に会い、またこちらものっていける
そんな関係を築ける
そういうことのように、思えてきました