研修の後で

4月、5月は、わが社で新入社員研修が行われます
プログラミングの研修のほかに、IT業界ってどんなところか
ということを、知る研修、また、技術でなく、人間として
社会人として、大事なことはなにかというテーマに
おいても、研修が行われます


IT業界がどんなところか?という話において
データセンターを見学するということがありました
つまり、クラウドシステムの利用がふえるなか
実際、データ、システム、ともに物理的にある場所を
みるというのも、ひとつ、「腑に落ちる」ためには
いい時間だったようにも、思うのです


「社会人とは」という時間のひとつです。わが社の
創業者の奥様に、「出会いの大切さ」「傾聴するということ」
この2点に、力点をおかれた、研修をしてもらいます
自分にもってないものを、持ってる人、そしていろんな
めぐりあわせで、自分がより高く成長したいと思わせてくれる
そうした姿勢をもった人、場面。「アンテナを高くする」
といった言い方が、スマホ全盛のいまは、伝わるのかも
しれないですが、自分のなかに「知りたい」「もっと
洗練された生き方を模索したい」といった気持ちを高めておいて
人と会うということが、どんなに大事なことか


さらには、人と人が信頼という素晴らしい、人間が持てる
最高の関係を築ける、その基本となる、「聞くこと」
相手の話を全身で聞けるという能力を磨くこと
こうした、大事な研修を行うことができました


いい研修はできたのですが、さて、実践で研修したことを
活かしていけるか
「研修」をすると、いつも思うことなのですが、
研修中だったり、直後はいいのですが、人間、弱さがあるものです
つまり、日数がたてば、そのときの感激、自分のなかに起こった
いい変化ということが、色あせていってしまう
自分のなかの、さぼるくせ、面倒くさいと思ういろんなこと
また、日常のいろんな誘惑に負けて、せっかく研修で
もらって、素晴らしいエネルギーの素を活かせない
そういうことが、よく、起こりがちです


研修を締めくくるにあたって
どうしたら、せっかくいい情報、こうすれば技術者としての
入り口にたてるといった、アドバイス、また自分の勉強の
しかた、などなど、もらったことを、実生活に
つなげていけるのか?そうした、アドバイスを送りたいと
思います


この話は、実は研修のなかで扱った「生きる姿勢」テキストとして
アファメーションにはいっているのですね


自分の発する言葉が、自分を左右する
自分の気持ちに影響する
ゆえ、自分が自分と向き合い、自分が毎日の積み重ねのなかで
いいほうの積み重ねができるように、発信し、自分を鼓舞
し続けるそういう生き方を、どうやっていくか?


自分と向き合い、考える
行動ひとつに、よりよく生きようという意味をこめる
さて、これから、長い道のり、いいスタートをしたいですね