いい報告とは

いい報告をしてもらえると、とても安心だし
その対象のことについて、こちらも積極的なアクションを
していこうという、気持ちになると思います


システム開発のプロジェクトは、いろんなことが
起こります。エンドユーザと、開発する側、こちら側の
パイプがどうなのか?開発チームの、メンバーのスキル
それから状態、また、まわりをとりまく、環境のこと
などなど。


エンドユーザとのパイプ、つまりやりとりの話
この点で、まず気になるのは「立場の差」
ということです。立場の違う人と、いいやりとりを
するには、工夫だとか、行う人の、うつわの大きさ
ということが必要になります
人は基本、立場でものを考えるのです


立場の話。買いものをしようとします。自分がお金を
払う立場だと、つい、こっちが「客だ」という意識で
物事を考えます。ゆえ、ちょっと待たされたり、なにかしらの
間違いがそこにあると、「これがお客に対する態度なのかな」
とか、つい腹をたててる、自分がいます


ただの買い物くらいだったら、いいのですが、長時間
また、お互いが知恵をしぼり、いろんな問題の解決にあたらなくては
うまくいかない、システム開発なんて場面では、「立場を超えた」
対応が必要ということがあります


お互い、何ができて、何ができないのか
一定の長期でみた場合の、求めてくるメリット、デメリットは
何なのか?このあたりを、承知したうえで、譲るところは譲り
主張したいことは、主張し、長くやれるところの、着地どころを
探しながらやるというのが、王道ですね


こんなふうに、局面、で、いろんな状況、交渉具合も
変わる、そういうときに大切なのが、報告です
この報告に、フィルターがかかる、つまり主観が入る
そういうことがあると、なかなか、うまくいくということが
減ってしまうと、感じます


情報は、ありのまま、伝わってほしいものです
そうでないと、協力しあえる、そういう相手について
報告がフィルターがかかってることで、協力できない
そういった、悲しい状況が起こってしまう、そんなことも
想像されます


いい報告は、情報がうまく伝わり、建設的な答えに
向かって、いろいろなことが動き出す、もとに
なるということじゃないでしょうか